サービス残業対策③
7月1日から、トラックドライバーの働き方改革に向けた
新制度がスタートします。
運送業界では、ドライバー不足が深刻になっているため、
ドライバーの長時間労働の是正などを進めて、
働きやすい環境づくりをしていく必要があります。
そのために、改正貨物自動車運送事業法の「荷主関連部分」について、
先行してこの7月から施行されます。
ドライバーの働き方改革については、荷主の影響も大きいため、
荷主の理解と協力は必須といえるでしょう。
内容としては、
①荷主の配慮義務の新設
②荷主への勧告制度の拡充
③違反原因行為をしている疑いがある荷主に対する国土交通大臣による
働きかけ等の規定の新設(令和5年度末までの時限措置)
違反原因行為の例としては、
荷待ち時間の恒常的な発生、非合理な到着時刻の設定、
重量違反等となるような依頼等が挙げられています。
参考
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05371.html