サービス残業対策④
先日、企業にパワハラ防止措置を義務付ける改正法案が、可決・成立しました。
パワハラやセクハラなどのハラスメントについては、
多くの方は、
「そんなことやったらいけないのは分かっている」
「ハラスメントがないのが当たり前」
このような認識だと思います。
ハラスメントは悪いことだと、誰もが頭では分かっています。
ただ、誰もが無意識に行っている可能性があります。
そのため、社内アンケートを取ってみるのが効果的です。
ハラスメントに特化したアンケートではなくて、
組織風土や職場環境調査等の名目で行えば、従業員も答えやすくなります。
私は、関与先企業で、職場環境に関するアンケートを取っていただいていますが、
2年前その中でセクハラが浮かび上がってきたケースがありました。
「いまどきセクハラ??」
と思われるかもしれません。
詳細はかけませんが、社長の無意識に行っていた言動が、
実はセクハラで職場環境を悪化させていたのです。
今ではその会社は、
「ハラスメントのない職場作り」を社長が先頭になって進めています。
無意識というのはやっかいです。
あなたの社内でもハラスメントの芽が潜在化しているだけかもしれません。