ハラスメントの記事を見るたびに思うこと
社会保険労務士という仕事をしていると
「これってわが社に得なの損なの」
「どうしたら私の年金が得になりますか」
という「損得」の話が出てくることが多いです。
社会保障は、自助、共助、公助、という枠組みの中で人類が生み出してきた知恵の結晶みたにな制度であって、
けっして損得勘定で計ることができない部分があります。
もちろん経営サイドから見ると、マネジメントとして損得勘定は必要ですし、
個人的にも年金額がいくらなのかはとても気になるところです。
私も仕事上ではご依頼者の満足度が最大にあるようにアドバイスします。
ただ、ちょっと視点を広げてみることも時には必要ではないかと最近感じています。
そこで、「社会保障を哲学的に考えてみる」、
という試みをやってみたいと思います。
哲学カフェという形式で、特にひとつの結論を出す目的でもなく、
社会保障をじっくりと深く考えてみる、という試みです。
どのように企画運営していくかは模索中ですが、
今日、一緒に考えてくれる仲間もできました。
とりあえず第一回開催に向けて進んでいきたいと思います。