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長谷川満

子どもの自信とやる気を引き出す教育のプロ

長谷川満(はせがわみつる)

家庭教師システム学院

コラム

国公立幼稚園・こども園東播磨地区PTA教育講演会「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」

教育・人権講演会

2018年5月30日 / 2018年8月8日更新

 今日5月30日(水)は明石市市民会館「アワーズホール」で講演会がありました。
 兵庫県内の東播磨地区の国公立幼稚園・こども園のPTA会長さんや役員の方、園長先生、約200名の方を対象に子育てや教育について講演させていただきました。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方。


 
 最初に、子どもが急激に成長している時には退行現象として家で「甘えや駄々」が出ること。それは成長のプロセスとして必要なことなので、無理のない範囲でその「甘え」を受け入れてあげることの大切さをお話ししました。

詩「しあわせになるれんしゅう」



 そのあと詩「しあわせになるれんしゅう」を紹介しました。



 子育ては「待つ」練習なんですね。
 スポーツでもなんでも教えるのが上手い人は「待つ」のが上手です。
 また、待つことができないと運や幸福もつかめません。
 残り物に福がある、て言うでしょ。

 幸せになるために大切なことが3つあります。

 一つは「待つ」こと。
 二つ目が「許す」こと。
 三つ目が「笑う」こと。

 許すことと笑うことにつきましては、講演の一番最後にお話しします。



自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方


 下の資料をもとに「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」についてお話ししました。



 7、弱さや欠点を受け入れる(許しあう)については、まず「手紙 〜親愛なる子どもたちへ〜」の曲を聴いてもらいました。

 この歌には深い親の愛が込められています。

 子どもを持つことによって得た愛、その愛はその手で世話し、育てることによってより強く、より確かなものになります。
 それをこの歌詞を書いた人は知っているんですね。
 そして愛とは何かを、自らの弱っていく身体をもって子どもたちに伝えようとしている歌です。

 「愛する子どもたちよ。
  愛するということは優しく世話することであり、
  許すことであり、待つことであり、理解しようとすることであり、
  そしてそれらすべてを喜びをもってすることである。」

 そう伝えようとしている歌です。

 

子どもからの3つのプレゼント


 子どもは生まれるときに親に3つのプレゼントを持って生まれて来ます。
 1つ目は「愛する喜び」。
 2つ目は「愛される喜び」。
 3つ目は「愛する者どうしが共に暮らす喜び」。


 1つ目、愛する喜びからお話しさせていただきます。
 親は子どもを持って生まれて初めて自分の命より大切なものがこの世にあることを知ります。
 もし今の子どもたちに出会うことがなかったら、こんなに暖かくて美しい感情を持つことはなかったと思います。
 これは愛する喜びを子どもたちからプレゼントされたんですね。


 2つ目、愛される喜び。
 子どもはどんなお母さんでも愛します。
 顔は関係ありません。
 美人であろうが美人でなかろうが、
 子どもにとっては自分のお母さんが世界一です。
 性格も関係ありません。
 社交的であろうが引っ込み思案であろうが、
 自分のお母さんが一番いい。
 たとえ怒りっぽくても自分のお母さんがいいんです。
 皆さんもお子さんを叱られることが多いと思います。
 それでもいいんですよ。
 大切なのは怒らないように我慢することではなくて、
 ガミガミ怒るこの自分を、 
 理不尽にも八つ当たりしているこの自分を、
 子どもたちはその度に許し、
 変わらずに愛し続けてくれているということに気がついて
 それを忘れないということです。



 子育ては不安と悩みと自己嫌悪の連続です。
 時にはイライラして子どもに言ってはいけない言葉も言ってしまう時もあるでしょう。
 言ってはいけない言葉とはどんな言葉か?
 それは子どもの存在を否定する言葉です。
 
 「こんな子いらん!」
 「消えて」
 「あんたなんか大っ嫌い!」

 そういう言葉です。

 でも、そういう言葉が思わず出てしまう時もあります。
 あるお母さんもついイライラから
 「あんたなんか大っ嫌い!」って言ってしまいました。
 その言葉を聞いたその子は目にいっぱい涙を浮かべて、
 一直線にお母さんのところに走ってきて、
 お母さんの足を抱きしめて
 こう言ったんです。

 「ママ・・、だいすき・・、ママ、だいすき、だいすき・・」

 「嫌い」って言ったら「こっちも嫌いやわ」となるのが普通でしょ。
 でも子どもの愛は違うんです。
 嫌いって言っても「だいすき、だいすき」と言って抱きしめてくれる愛なんです。
 もし、この世に神様の愛があるとしたらそれは子どもが親に向ける愛です。
 無条件なんですね。

 だからいくら理不尽に怒っても「抱っこ」って言うでしょ。
 あれはあなたを抱きしめてくれているのです。
 たとえ冷たく突き放そうが、口汚く罵しろうが、
 夜になったら「ママと寝る」って言うでしょ。
 子どもはその度に許し、変わらずに愛し続けてくれているのです。

 また子どもはどんなお母さんも無条件で信頼しています。


 子どもはその身とその命を全て母親に委ねます。
 その命もその体もその育て方も全てあなたに預けます。
 100%無条件で信じています。
 信じられる理由があるから信じているのではありません。
 理由は一つもない。
 理由がなくても信じる、それが信じるということです。
 だからこそ信じるということは尊いのです。
 子どもは身をもってそれを教えてくれているのです。

 かつてこれほどまでに純粋に、無条件に、愛され、信じられ、必要とされたことがあったでしょうか。もし今の子どもたちに会わなければこんな風に「愛される喜び」を感じることはなかったと思います。これは子どもたちから「愛される喜び」をプレゼントされたんですね。


 3つ目、愛する者同士が共に暮らす喜び。
 これを別名「幸せ」と呼びます。
 みなさん、結婚される方に「お幸せに!」と言いますね。
 どうしてそう言うのでしょう。
 それはこれから愛する者同士が共に暮らすからです。
 みなさんはもう既に愛する子どもたちと共に暮らしていらっしゃいます。

 「幸せはなるものではなくて気づくもの」

 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、
 今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。
 
 そのようにお話ししました。
 


 

そのままのあなたに育ててもらいたくてあなたの許に


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんや強いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいのです。

 子どもはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、
 あなたの許に生まれてきました。

 ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

 だけどママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。

 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 皆さんにも欠点があると思います。
 その欠点を責めることなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように、
 ご主人や子どもさんの欠点も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして皆さんが許しあって、笑いあって、幸せに暮らしていかれることを心より願っています。

 本日は誠にご清聴ありがとうございました。

 そうご挨拶した後、熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。
 


 

 みなさん大変熱心に聴いてくださいました。
 本当にありがとうございます。
 
 もし、うちの幼稚園やこども園でも講演してほしい等希望がありましたら
 遠慮なくお電話かメールください。
 日程さえ合えば予算の範囲内で講演させていただきます。

 家庭教師システム学院
 (079)422−8028
 ksg@gc5.so-net.ne.jp

 講演会のテーマ等はこちらをご覧ください。
 http://mbp-kobe.com/hasegawa/column/64075/

 6月3日(日)にこんなイベントもやっていますので、
 ご興味がおありでしたらどうぞ。
 詳しくはこちらを→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/459544076.html
 


 


 
        < リンク >

 人権講演のテーマや内容については
 http://mbp-kobe.com/hasegawa/column/64075/

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