179【自宅購入】東京でマンションを買う 2023年は「高い」と感じた4,200万円 2026年の今どう見る? 動画12分

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:不動産 自宅購入





2023年は「高い」と感じた4,200万円
2026年の今どう見る?
東京でマンションを買う


2023年12月。
首都圏で住宅購入相談者がある中古マンションを4,200万円で購入しました。

当時は築42年。
フルリノベーション済みの3LDKです。

正直、当時の感覚でも「かなり高い」という印象でした。

しかし2026年現在。

同一マンション内では、

・5,490万円
・5,480万円

という価格帯で売り出されています。

しかも築44年です。

---

■ 「築古だから安い」が崩れている

今回の相談事例で印象的だったのは、

「築年数よりも立地と広さ」

の時代にかなり近づいていることでした。

特に東京などの大都市では、

・駅徒歩10分圏内
・広さ
・生活利便性
・行政サービス
・通勤時間

こうした“生活インフラ”としての価値が強くなっています。

その結果、

「新築」
「築浅」
「築古」

の差が徐々に縮まり始めています。

もちろん何でも上がるわけではありません。

重要なのは、

・場所
・管理状態
・耐震
・修繕履歴
・住民層

です。

---

■ 2023年と2026年の比較











2023年12月に4,200万円で購入した物件A。

当時は築42年。

しかし2026年現在、同一マンションで5,400万円台(物件B、C)です。

わずか2年半で約30%上昇しています。

さらに近隣物件を見ると、

・築43年 6,580万円 物件D
・築25年 8,480万円 物件E
・築21年タワーマンション 1億2,000万円  物件F

という状況です。

---

■ 賃貸相場も大きく上昇



賃貸相場もかなり変化しています。

2023年12月時点では、

家賃18.5万円程度でした。(物件G)

しかし2026年5月時点では、

家賃25.8万円。(物件H)

約40%アップです。

これは単純な人気だけではありません。

背景には、

・インフレ
・人件費上昇
・物流費上昇
・建築費上昇
・円安
・資材価格高騰

があります。

さらに今後はナフサ価格上昇の影響も考えられます。

ナフサはプラスチックや建材など幅広い製品の原料です。

つまり、

「住宅そのものを作るコスト」

がまだ上がる可能性があります。

---





■ 「買えるだけに迷う」

「今」住宅購入を検討されている層は、かなり優秀な共働き世帯が
多い印象です。

だからこそ迷います。

無理なら逆に決断しやすい。

しかし、

「頑張れば買える」

というラインが一番悩みます。

---

■ 本当にそこまで家にお金を使うのか?

ここはかなり重要です。

今後は、

・管理費
・修繕積立金
・固定資産税
・保険料
・教育費
・生活費

も上がりやすい時代です。

つまり、

「買った後の生活コスト」

も上昇していく可能性があります。

その中で、

住宅ローンをギリギリまで組むのか?

という問題があります。



---

■ 選択することは「我慢」ではない

ここは誤解されやすい部分です。

例えば、

・少し広さを落とす
・駅距離を調整する
・築年数を許容する
・クルマを後順位にする

こうした選択は、

「妥協」

ではありません。

優先順位を決めることです。

人生では全部を同時に取れないことも多い。

だからこそ、

何を優先するのか

を考える必要があります。

---

■ 投資の世界でも築古再評価

実はこの流れ、

不動産投資でもかなり起きています。

以前は、

「築古=価値が低い」

という考え方が強くありました。

しかし現在は、

「大都市の広めの部屋」

そのものが希少化しています。

その結果、

築年数よりも、

・場所
・広さ
・再生可能性

が重視されるようになってきました。

---

■ 銀行の融資姿勢も変わってきた

以前は、

「耐用年数が短いから難しい」

という融資判断が一般的でした。

しかし最近は、

・エリア
・流動性
・売却可能性
・賃貸需要

を重視する銀行も増えています。

つまり、

「築古だからダメ」

という単純な時代ではなくなっています。

---

■ 東京だけの話ではない

もちろん東京は特殊です。

ただ私は、

今後は東京だけではなく、

福岡、大阪、名古屋などの大都市圏でも、

同じ流れが起きる可能性が高い

と考えています。

特に、

・人口集中
・相続マネー流入
・新築価格高騰

が続く限り、

中古マンション価格も影響を受けやすいと思います。

---

■ まとめ

「今じゃないと買えないかもしれない」

これは事実かもしれません。

ただ、

「買えるから買う」

と、

「本当にその生活を望む」

は別です。

住宅は、

趣味でもあり、資産でもあり、人生そのものでもあります。

だからこそ、

価格だけではなく、

・余裕度
・生活
・子供
・老後
・働き方
・人生全体

を含めて考える必要があります。

買うのも正解。

買わないのも正解。

ただし、

「何となく」

で決めるには、

今の住宅価格はかなり大きなお金になってきています。



---

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