178【不動産投資】家賃値上げ交渉と設備交換 オーナーはどう判断する? 動画14分

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:家賃改定(交渉、調停、裁判)



178【不動産投資】家賃値上げ交渉と設備交換 オーナーはどう判断する?

家賃改定交渉をしていると、

入居者から

「設備を交換して欲しい」

という話が出ることがあります。

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例えば、

* ウォシュレットを付けて欲しい
* 水栓を交換して欲しい
* ドアノブを直して欲しい
* 給湯器を交換して欲しい

などです。

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ここで難しいのは、

## 「設備交換するかどうか」

だけではありません。

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実際には、

* 家賃アップとのバランス
* 入居者の性格
* 今後の関係
* 管理会社との連携
* 次回交渉への影響

まで含めて考える必要があります。

今回は、実際の家賃改定交渉をもとに、

「オーナーはどう判断するのか?」

について整理してみます。

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## まず大事なのは「費用対効果」

例えば、

5,000円の家賃アップ。

年間で6万円改善です。

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不動産投資では、

利回り5%で考えると、

6万円 ÷ 5% = 約120万円

までなら理論上は投資可能とも考えられます。

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もちろん、

* 物件価格
* 築年数
* 今後の保有方針
* 他設備との兼ね合い

もあるので単純ではありません。

ただ、

## 「家賃アップ分に見合うのか」

という視点は重要です。

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## 実際の事例① 理解ある入居者

家賃63,000円 → 68,000円。

相場は約7万円。

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入居者は家賃アップに理解を示し、

その上で、

* 水栓交換
* レンジフード交換
* LED交換

などを相談。

費用は約11万円でした。

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ただし、

このケースは、

## 「交換してくれたら家賃アップ」

ではありません。

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先に、

## 「家賃アップに同意」

している。

ここが大きい。

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しかも、

数年後には交換が必要になりそうな設備でもありました。

こういうケースは比較的判断しやすいです。

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## 実際の事例② かなり割安家賃

家賃7万円。

相場は9万円。

さらに管理費も上昇しています。

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入居者からは、

* 床のゆるみ
* 浴室ドア枠の腐食
* 給湯器交換

などの話。

---

ただ、

床やドア枠については、

使い方にも疑問がありました。

一方、

給湯器は生活必須設備。

しかも保証で交換対応可能。

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なので、

## 給湯器のみ対応。

その他は却下。

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また、

入居者から

「また家賃上げられるかも・・・」

という不安も出ました。

ただ、

オーナー側としては、

## 「上げます」

です。

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インフレ、
管理費上昇、
固定資産税、
修繕費上昇。

現実としてコストは増えています。

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「今回だけ特別」

ではなく、

## 今後も段階的に適正化していく

という視点も重要です。

---

さらに、

この物件は立地も良く、

## 退去後は高値での売却も視野に入る物件

です。

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つまり、

オーナー側としては、

* 現在の家賃
* 次回募集家賃
* 将来売却価格

まで含めて考えています。

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不動産投資は、

## 「毎月の家賃だけ」

で考えているわけではありません。

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## 実際の事例③ トータルで考える

家賃73,000円 → 78,000円。

相場は約8万円。

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入居者は穏やかな方。

ただ、

## 権利主張タイプ。

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去年も別箇所のドアノブ破損。

その際、

保険申請も拒絶。

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こういうケースは、

単純な設備交換だけで考えません。

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実は、

同オーナーで別物件も家賃交渉中。

なので、

## 「トータルで考える」

という判断も出てきます。

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例えば、

* 覚書を期限内に返送
* 翌月から家賃アップ開始

なら、

* 水栓交換
* ウォシュレット設置

に対応。

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ただし、

ウォシュレットは

## 「サービス設置」

扱い。

故障後の交換までは負わない。

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こういう

## “条件付き対応”

も実務では普通にあります。

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## オーナーは感情でも判断している

これは現実です。

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* 期日を守る
* 丁寧に対応する
* 管理会社への態度が良い

こういう入居者は、

やはり交渉しやすい。

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逆に、

* 無視
* 高圧的
* 毎回トラブル

だと、

設備対応も厳しくなりやすい。

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もちろん感情論だけではダメです。

ただ、

## 「人対人」

なのも事実です。

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## 大事なのは管理会社との連携

今回も、

管理会社と相談しながら進めています。

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* どこまで譲歩するか
* 何を優先するか
* 相場との差
* 今後の募集条件

など。

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オーナーだけで暴走すると危険です。

一方、

全部管理会社任せも危険。

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結局、

## 「自分でも考える」

ことが大事です。

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## まとめ

家賃改定交渉と設備交換。

答えは単純ではありません。

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* 費用対効果
* 入居者の姿勢
* 相場
* 今後の運営
* 他物件との兼ね合い

全部含めて判断しています。

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そして、

大事なのは、

## 「ケースバイケース」

だということ。

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オーナー業は、

マニュアル通りにはいきません。

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だからこそ、

* 自分で考える
* 自分で勉強する
* 自分で行動する

ことが大事だと思います。

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