重回帰分析について
金型部品、例えばプレス部品、成型部品、ダイカスト部品など、型の摩耗・メンテナンス等によって、寸法が変化する可能性のある部品におけるCpk評価に関するコメントです。(mold parts Cpk)
金型を使った部品加工の場合、メンテナスや摩耗による寸法変化を見込んで型設計・製作することは通常のことだと思います。その時(初期)のCpk評価の場合も、その分を見込んだ工程能力であること(中央値狙いではないこと)は様々な審査会、審議会等でも議論され、当然のこととして認識されています。
ただし、Cpkが例えば基準値1.33(場合によっては1.67)を下回ってよいということではありません。そうならないように、フロントローディング活動の一環として、図面チェックシート等を使って十分に製品設計部門と図面公差に対する調整を行っておくことが必要かと思います。
部品寸法にはそれぞれ(部品が組み立てられた後の)製品の機能上重要な部品寸法や、一般公差で十分な寸法があります。上記内容は特に重要な寸法に対する内容であり、一般公差で対応可能な部分については、特に議論・調整をしなくても良い仕組み作りも重要です。
また、対象寸法が型摩耗に影響のある寸法かどうかについては、型構造を早い段階から検討する為のフロントローディング活動の在り方にも関係する内容として認識しておくべきと考えます。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/moldpartscpk


