JIS Q 9100について
PPAP(Production Part Approval Process:生産部品承認プロセス)は、自動車業界において部品の品質を客観的に保証し、メーカーとの信頼関係を築くための世界標準の仕組みです。
PPAPの目的は、部品が設計通りに製造され、顧客の要求に応じた仕様と品質を確保することにあります。これにより、顧客と供給者の間で品質に対する信頼が確立され、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。
PPAPは特に新規部品の導入時や製造プロセスの変更があった際に利用され、量産開始前に全ての工程が顧客の期待通りに機能していることを確認する役割を果たします。
PPAPで求められる書類は全部で18種類あり、以下のような内容です。
①設計文書
②承認された設計変更文書
③顧客の設計承認
④設計FMEA
⑤工程フロー図
⑥工程FMEA
⑦コントロールプラン(CP)
⑧測定システム解析(MSA)
⑨寸法測定結果
⑩材料記録および性能試験結果
⑪初期工程調査
⑫試験所の有資格文書
⑬外観承認報告書
⑭顧客評価用サンプル
⑮マスターサンプル
⑯検査工具
⑰顧客固有要求事項(CSR)
⑱部品提出保証書(PSW)
この中で、⑤⑥⑦の部分は、生産技術部署が中心的に対応する部分であり、全体の流れ、関連文書との位置づけ を理解したうえで、文書作成が必要となります。
当方としては、この工程フロー図、工程FMEA、コントロールプラン(CP)を3点セットとして、そのあるべき姿や、活用方法等について、コンサルティング対象としています。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/ppap


