設備仕様書作成マニュアルについて
製造業としては、ごく基本的な進め方(手法)であるAPQP(Advanced Product Quality Planning and Control Plan)について、生産技術の位置付け等も含めてコメントします。
APQP(Advanced Product Quality Planning and Control Plan)は、新製品開発プロジェクトの運営要領を規定し、顧客のニーズを満たす製品を開発し、顧客承認を得て営業生産に移行するための重要な手法です。APQPの導入目的は、顧客の要求を満たす製品を開発し、顧客満足度の高い製品を効率的に開発・生産することです。
APQPは、以下の5つのフェーズから構成されています。
1.顧客の要求を明確にし、製品仕様や品質目標を定める。
(通常は、開発、製品設計部門が中心的に進める内容)
2.具体的な製品の設計や検証を行う。
(通常は、製品設計部門が中心的にその役割を担う)
3.量産するための生産プロセスの設計や検証を行う。
(通常は、生産技術(工程設計)部門が中心的にその役割を担う)
4.量産前に製品と工程の品質を検証する。
(通常は、製品設計、生産技術(工程設計)、品質保証部門が協力してその役割を担う)
5.量産開始後も品質データを収集し、継続的に改善を行う。
(通常は、製造、生産技術(工程設計)、品質保証、部門が協力してその役割を担う)
APQPの導入により、製品及びプロセス設計ミスの削減、リードタイムの短縮、顧客クレームの減少、製品リスクの低減が可能になります。また、APQPはIATF16949規格要求事項の中心に位置付けられる製品実現プロセスに対応しており、製品開発における品質保証の要として多くの企業で活用されています。
(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/apqp


