コギングトルクとは

熊田茂雄

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テーマ:機械要素技術

 コギングトルク(Cogging Torque)(ディテントトルクとも呼ばれる)とは、モーターの構成部品である鉄心と永久磁石の作用によって、電流が流れていないときでもコツコツとした抵抗として感じられるものを指します。

 このコギングトルクを減らすことによって、モーター出力の効率化と騒音・振動の低減を図ることが出来るため近年モーター性能を計る重要なファクターとして注目されているものです。

 通常、コギングトルクは定格トルクの5%~10%程度ですが、高精度アプリケーションでは、1%~2%以内に制御する必要があるといわれています。
 このコギングトルクは、主に電機子鉄心の歯・スロット構造と永久磁石の形状や着磁のパターンによるものです。

 このほかに電流と永久磁石によるトルクにもトルクむらが発生しますが、両者で互いに消去させることは容易ではないので、それぞれを低減する設計が必要となります。

 従来このコギングトルクを軽減する(対処する)ためのさまざまな解決策が提案されてきているようですが、これらは主に、モーターの設計全体の最適化、ステーター側の改善、およびローター側の修正という 3 つの側面に分類できるようです。

(参考ブログ)
https://www.pec-kumata.com/post/coggingtorque

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熊田茂雄
専門家

熊田茂雄(生産技術コンサルタント)

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

工程設計や工場管理に40年以上従事した現場経験をもとに、生産技術コンサルティングを提供。品質改善や生産性向上などQCD課題の改善策とあわせて、先端技術や異分野を取り入れた技術方向性もアドバイスします。

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