布団と毛布の正しい使い方 どの順番でかけると一番暖かい?
「春眠、暁を覚えず」といいますが、大事な時に眠くなるのは困りものですね。
◆春に眠くなる理由3つ
1.寒暖差による自律神経の乱れ
冬から春への移行期は、日中と朝晩の気温差が大きくなります。この寒暖差によって、体温調節やホルモン分泌を担う自律神経が乱れ、眠気を感じやすくなります。
2.セロトニンの増加
春の日差しを浴びると、脳内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。セロトニンは覚醒作用を持つ一方で、眠気を誘発するメラトニンの分泌を促進する働きもあります。
3.花粉症の影響
花粉症による鼻詰まりや目のかゆみなどの症状は、睡眠の質を低下させ、日中の眠気につながります。また、花粉症治療薬の副作用として眠気が起こることもあります。
◆春の眠気対策3つ
1.規則正しい生活
毎日同じ時間に寝起きし、朝起きたら太陽の光を浴びるようにしましょう。体内時計を整えることで、自然な眠気が訪れやすくなります。
2.適度な運動
軽い運動は、体温を上げ、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果があります。ただし、寝る直前の激しい運動は避けましょう。
3.睡眠環境の改善
寝室の温度や湿度を調整し、遮光カーテンなどで光を遮断するなど、快適な睡眠環境を整えましょう。また、カフェインやアルコールの摂取は控えましょう。
その他
上記の対策に加えて、以下のようなことも効果的です。
・昼寝は30分以内にする
・朝食をしっかり食べる
・水分補給をこまめにする
・アロマオイルを活用する
どうしても眠気に勝てないときは、何かの病気が原因かもしれません。そんなときは雨晴クリニックへご相談ください。