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坪田聡プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

春に眠くなる理由と眠気対策

坪田聡

坪田聡

テーマ:季節ごとの睡眠

桜
「春眠、暁を覚えず」といいますが、大事な時に眠くなるのは困りものですね。

◆春に眠くなる理由3つ


1.寒暖差による自律神経の乱れ

冬から春への移行期は、日中と朝晩の気温差が大きくなります。この寒暖差によって、体温調節やホルモン分泌を担う自律神経が乱れ、眠気を感じやすくなります。

2.セロトニンの増加

春の日差しを浴びると、脳内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。セロトニンは覚醒作用を持つ一方で、眠気を誘発するメラトニンの分泌を促進する働きもあります。

3.花粉症の影響

花粉症による鼻詰まりや目のかゆみなどの症状は、睡眠の質を低下させ、日中の眠気につながります。また、花粉症治療薬の副作用として眠気が起こることもあります。

◆春の眠気対策3つ


1.規則正しい生活

毎日同じ時間に寝起きし、朝起きたら太陽の光を浴びるようにしましょう。体内時計を整えることで、自然な眠気が訪れやすくなります。

2.適度な運動

軽い運動は、体温を上げ、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果があります。ただし、寝る直前の激しい運動は避けましょう。

3.睡眠環境の改善

寝室の温度や湿度を調整し、遮光カーテンなどで光を遮断するなど、快適な睡眠環境を整えましょう。また、カフェインやアルコールの摂取は控えましょう。

その他

上記の対策に加えて、以下のようなことも効果的です。

・昼寝は30分以内にする
・朝食をしっかり食べる
・水分補給をこまめにする
・アロマオイルを活用する

どうしても眠気に勝てないときは、何かの病気が原因かもしれません。そんなときは雨晴クリニックへご相談ください。

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坪田聡
専門家

坪田聡(医師)

雨晴クリニック

不眠症など睡眠障害の治療に30年以上携わり、快眠に関する正しい知識の普及に力を入れています。コーチングによる生活習慣の見直しから枕の選び方までサポート。メディア出演や著書、セミナーの実績も豊富です。

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