ある上場企業の役員間に渦巻く、代表権をめぐる権力闘争の実態

1、お知らせ

松本尚典が代表取締役を務める株式会社URVグローバルミッションが主催するグローンバル情報サイト　アウト・オブ・ジャパンに連載する、国際ビジネス小説頂きにのびる山路 副業飲食起業編にて、第3話「秘密同盟」　がリライトされました。

2、日本の、ある大企業の代表取締役人事をめぐる内部闘争をモデルに

「頂きにのびる山路」第3話から展開される、株式会社バリューフェス（名称は、架空の会社名です）の、坂田副社長と阿部取締役が繰り広げるのは、次期代表取締役候補間の権力闘争です。

僕は、2007年に米国から本拠を日本に移したのち、URVグローバルグループの操業を胸に秘め、その準備のため、僕を迎え入れてくれた、日本の大手企業の経営幹部職を、3社経験しました。

そのうち、2社はプライム上場企業で、1社は非上場の大手オーナー企業でした。この3社は、いずれも、素晴らしい社会的な信用のある巨大企業で、この原稿を執筆している2023年現在も、素晴らしい成長をされています。この小説の中に登場する株式会社バリューフェスは、このうちの1社のプライム上場企業をモデルにして、書かせていただいております。

僕は、この会社の本社に、1年半ほどお世話になりましたが、実際、この企業は、その外面的な成長の姿とは裏腹に、実際の本社の役員の間では、創業の社長の後継問題の権力闘争がすさまじく、僕は、それに嫌気して、この企業を辞めさせていただきました経緯があります。

したがって、「頂きにのびる山路」は、フィクションの小説ではありますが、このそこで繰り広げられている権力闘争は、かなりの部分が、ノンフィクションなのです（もちろん、どこの企業の、どなたの話かということは、その企業や役員の方の名誉のため伏せて描いております）。

是非、お楽しみください。