特集 M&Aを正しく活用する時代 「第2講 今、うちの会社はいくらなの?~企業のバリュエーション~」を、リライトしました

松本尚典

松本尚典

テーマ:資本提携 成長企業M&A


1、お知らせ


松本尚典が最高経営責任者を務める企業グループ URVグローバルグループの公式サイト の、特集 M&Aを正しく活用する時代 の、第2講 今、うちの会社はいくらなの?~企業のバリュエーション~ をリライトして公開しました。

2、自分の会社の「価値」を知る!


僕のように、長年、経営コンサルタントや、M&Aアドバイザリー業務をやっていますと、優れた経営者の方に出会う供に、かなり「痛い」経営者の方にも出会います。

その「痛い」経営者の方の一つのパターンは、周辺にいる、同類の「痛い」経営者の仲間のデマに乗せられて、企業価値がまるでない自分の会社に、「投資ファンドから大きな投資を引っ張る」というような、「幻想」を本気で抱いてしまっている方です。

創業したばかりでも、DCF法で算出して、猛烈な企業の未来価値があるような企業も、世の中には存在することは、事実です。しかし、それは、未来の世界に実現する誰も持っていないテクノロジーを単独で保有するような「超・天才的」な世界に数社の企業や、それを世の中に出すことで、他のどこの企業も競合に参入できない、参入障壁を持つ稀有な企業です。

既に、競合がすでに出現しているようなレベルのIT技術を使ったビジネスモデルを掲げる企業に、投資ファンドが夢のような投資をしてくれる、という時代は、2000年代初頭のITバブル期にあった、「昔」の話です。

東京証券取引所が、プライム市場を絞り込み、新興市場の上場からプライム市場へのルートが狭まった今、日本で「バブル」的な投資を行う投資ファンドは、もう消えてしまっています。思い付きレベルのビジネスモデルに、投資ファンドが、企業価値を大きな超える投資を行ってくれるなどという考えは、1980年代のバブル世代に不動産で儲けた「おじさん」が、21世紀の今になっても、若い人にバブルの栄光を語るのとそう変わらない、「痛い」話です。

もちろん、成長企業に対して、事業会社や投資ファンドが投資を行わなくなったわけではありません。彼らは、企業価値を算定し、未来価値を算定する基準に従って、投資対象をしっかりと把握して、投資を続けています。

したがって、優れた経営者は、投資のプロたちが算定する基準を知り、その基準から自社の投資価値を知ることが重要な指標の一つです。そして、経営の中で、自社の投資価値を高めるように、経営を行うことが重要です。

ちょっと、難しい数式も、わかりやすく解説していますので、賢い経営者のなろうとする方は、是非、「第2講 今、うちの会社はいくらなの?~企業のバリュエーション~」を読んで、自分の会社の価値を自分で評価し、企業価値を高める経営を考えてみてください。


URVグローバルグループの成長企業M&A
https://urv-group.com/services/consulting/growing-manda/


特集 M&Aを正しく活用する時代
第2講 今、うちの会社はいくらなの?~企業のバリュエーション~
https://urv-group.com/manda/ma-02/

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松本尚典
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松本尚典(経営コンサルタント)

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松本尚典プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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