国際ビジネス小説「頂にのびる山路」 転職編 第4話 「出発」をリライトしました

松本尚典

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テーマ:副業から起業


1、お知らせ


松本尚典が代表取締役を務める株式会社URVグローバルミッションが主催するグローンバル情報サイト 「アウト・オブ・ジャパン」 に連載する、国際ビジネス小説「頂きにのびる山路」転職編にて、第4話「出発」 がリライトされました。

2、第4話「出発」の裏ネタばらし


第4話では、主人公の山之辺伸弥が、住宅メーカー最大手の積山ホームのトップセールスマンから転職をしようとした、本当の理由が明かされます。

山之辺は、日々、目前の業績数字をたたき出す営業マンの生活の延長線には、自分の未来の構想が抱けないことを、本能的に悟っていました。毎月月末に業績をあげて、月初には、またゼロから数字を追う営業マンの仕事は、山之辺のビジネスマンとしての、技術とココロを鍛え上げましたが、それは、永遠に回り続ける輪廻のように、いくら努力をしても、未来に向けた直線の道を描く生活ではありません。

一方で、山之辺は、その営業マンから、すぐに独立を試みるほど、世間知らずでもありませんでした。

大企業が自分に齎してくれる固定の給与が、どれだけ大切なものであり、また、大企業の名刺が、中小ベンチャーの社長の名刺などと比較にならないほど、社会的な信用があるということも、山之辺は理解していたわけです。

ここに、副業で自分の事業を作りだす道が選ばれるわけです。

山之辺は、自分の実姉の独立を助ける形をとりながら、実は、自分の未来の人生を描く副業での起業という選択をするため、それが可能となる職場を転職の形で探していたわけです。

バリューフェスの阿部取締役は、山之辺を手のうちで回して、獲得したように小説の中では描かれています。しかし、実際、この小説を読み込んでいただくと、実は、既に、山之辺の手の内で、阿部取締役が回されていることがわかるのです。

ビジネス界の頂点を目指してゆく、主人公の山之辺の、極めて戦略的な立ち回りが、この転職編で、すでに垣間見られるように構成されています。

是非、お楽しみください。


グローンバル情報サイト 「アウト・オブ・ジャパン」
国際ビジネス小説「頂きにのびる山路」
転職編
第4話 「出発」
https://tsuziseppou.urv-group.com/novel01-04/

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