国際ビジネス小説「頂にのびる山路」 転職編 第1話 「出会い」をリライトしました
1、お知らせ
松本尚典が代表取締役を務める株式会社URVグローバルミッションが主催するグローンバル情報サイト 「アウト・オブ・ジャパン」 に連載する、国際ビジネス小説「頂きにのびる山路」転職編にて、第2話「面接」 がリライトされました。
2、転職編の裏ネタばらし
第2話では、主人公の山之辺伸弥が、株式会社バリューフェス・キャリアの阿部洋次社長の設定した、美月林業の採用面接のシーンが描かれています。
阿部は、プライム上場企業株式会社バリューフェスの取締役で、子会社の株式会社バリューフェス・キャリアの社長を兼任している人物であることは、第1話で明かされました。
ここに登場する美月林業は、住友財閥系の有名住宅メーカーをモデルにした企業です。一方、株式会社バリューフェスは、僕が、新規事業部門の部長を務めた、通信機器の販社である、プライム上場企業を、そのモデルにして描いています。
この面接は、阿部社長が、自分が、近い将来に責任者に着任する形で、水面下で動いている、株式会社バリューフェスの戦力として、山之辺を採用できるかどうかを、美月林業の面接を利用して判断するために、阿部に仕組まれた「当て馬」面接です。
大手企業グループの人材紹介業の世界では、このようなことが日常的に起きています。
大手企業は、人材紹介業を看板にして、本当に使える人材を自社グループに採用する窓口として、人材紹介業を使っていることが多く、他の企業に「売る」人材は、自分のグループで使いたくない「あまりもの」、というのが、このような人材紹介業の裏側です。
第2話の時点では、山之辺も美月林業も、阿部の手の内で回っている独楽に過ぎません。
第2話「面接」では、このような人材紹介業の裏側を、小説の形で切りこんだ内容になっています。
是非、楽しんでお読みください。
グローンバル情報サイト 「アウト・オブ・ジャパン」
国際ビジネス小説「頂きにのびる山路」
転職編
第2話 「面接」
https://tsuziseppou.urv-group.com/novel01-02/