新型コロナウイルスの濃厚接触者に家族がなった経験
プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。
選挙が近づいてきて、日本の科学技術力に言及される方が増えてきました。
個人的には、日本の技術力が上がることを心より望んでいます。
そのためにも、現在の選択と集中路線はやめた方が良いです。
よく将来生のある技術にリソースを集中した方が効率が良いと言われています。
しかし、研究、特に基礎研究は将来何が当たるかわからない賭け事のような側面があります。
このため、将来主流となる技術が実際のところわかりませんから、
多様な技術の芽が国内にあったほうが良いです。
また、大学や研究機関は自分たちでお金を稼ぐべきだ。
と言った主張をされる候補者の方もいますが、
iPS細胞の山中教授がマラソンをして寄付金を集めている状況は
あまりよろしくないと思います。
研究者が研究に専念できる環境を作って欲しいと思います。
総務省の統計を見ても、日本の研究費の約72%は民間が出しています。
民間企業が十分な資金を研究開発に投資しているということは素晴らしいと思いますが、
基本的に民間企業はすぐ利益をあげられる研究を行います。
短期的な利益が見込めず10年、20年後の産業の核となる技術に関しては
大学や国の研究機関でないと、研究することは難しいと思います。
科学技術立国を目指すためにも、大学や国の研究機関に十分な予算を回して欲しいと願っています。
参考:科学技術研究調査結果の概要(令和2年) 総務省
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弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
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