商標出願した日にプレスリリースは危険！

プロシード国際特許商標事務所の弁理士の鈴木康介です。

商標を出願すると、プレスリーリスをしたくなるかもしれません。

しかし、出願した日にプレスリリースすることは危険です。

出願した日にプレスリリースなどしてしまった場合には、
悪意者やライバル企業がその商標を同じ指定商品・役務で出願することが
可能になります。

実は、商標法では、同日に出願した場合、
協議することになります（商標法8条2項）。

また、協議が成立しない場合には、
くじ引きが行われます（8条5項）。

このため、せっかく出願しても、
くじ引きの結果負けてしまうと、
商標が登録できなくなってしまいます。

プレスリリースなどをするならば、
せめて次の日にすることをお勧めします。

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弁理士　鈴木康介（特定侵害訴訟代理権付記）
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