商標の移転で時間がかかっているようです。
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
最近、美容の歴史に興味を持ってきたので、資生堂のもっている商標を調べてみました。
現状残っている資生堂の商標のうち、最も古いものは、オイデルミンです。
資生堂は、1872年に福原有信氏が日本初の民間洋風調剤薬局として、東京銀座に開設されました。
資生堂は、1897年、今回ご紹介するオイデルミンをはじめ複数の商品をもって美容業界に参入しました。
オイデルミンはギリシャ語の「eu」（良い）と「derma」（皮膚）から作られた名前です。
商標出願は、明治40年2月に行われ、同年5月に登録されました。
このオイデルミンは販売されてから100年以上経過していますが、いまだに売れ続けるロングセラー商品となりました。
参考： 商標登録第29476号
資生堂の歴史
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