中国ドメイン事件の判例2
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
先日、CNドメイン取得代行会社は、全て怪しいのか?というご質問がありました。
CNドメインは、基本的に、中国の法人対象のドメインです。
このため、日本にしか拠点の無い日本企業(以下、在日企業)は、CNドメインを取得できません。
CNドメイン取得代行会社に依頼して、CNドメインを取得する場合には、2つの観点が必要だと思います。
1.与信管理
費用を払ったらCNドメインを取得できるか否かという観点です。
費用の持ち逃げする会社もありますので、与信管理が重要になってきます。
2.トラブルへの対応
在日企業が、基本的にCNドメインを取得できないため、
ドメイン取得代行会社は、特殊な方法を使って、
CNドメインの取得代行を行っているそうです。
(自分も詳しい方法は知りません)
このため、CNドメインが使えなくなる場合や、運用などの状況が変わった場合など
トラブルが発生した際に、どのように対応するかを考える必要があります。
CNドメイン取得代行会社が全て怪しいというわけではありませんが、
在日企業が、CNドメイン取得を依頼する場合、テクニカルな点がありますので、
トラブルが起きたら、自社で解消するぐらいの心構えを持つ必要があると思っています。
個人的には、中国商標登録が、在日企業など外国企業が行っても良いため、お勧めです。
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