韓国の海外進出戦略とクールジャパンとの違い
プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
先日、中央大学の徐先生の講義を受講しました。
1997年、韓国は通貨危機に陥り、IMFから援助を受けました。
その際の自由主義的な改革が、今日のサムソンや現代自動車など韓国の大企業の躍進につながったのでしょう。
韓国では、学歴や英語能力が高くないと、サムソンなどの大企業に就職できません。
例えば、サムソンでは、有名大学卒でTOEICで 900点以上を要求されているそうですが、
近年では、ほとんどの志望者が基準点を超えているので、英語ができて当たり前になっています。
一方、学歴や英語力が低いと、中小企業でも就職が難しいようです。
このため、教育熱が高まり、借金をしてでも子供に良い教育を受けさせるようになっています。
また、子供と奥さんを英語圏に留学させて、夫が単身赴任で働く雁族と呼ばれる人達も増えてきています。
厳しい受験戦争をくぐり抜け、英語力のある人材が大企業に供給され、それが韓国企業の競争力を高める一因になっているそうです。
一方、韓国では就職できない若者が増え、格差が広がっているため、社会不安が高まってきているそうです。
李明博大統領の任期が来年の3月のため、2012年12月に韓国の大統領選が行われます。
大統領選で韓国の国民が、現在の路線を選ぶのか、それとも違う路線を選ぶのか注目しています。
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