Mybestpro Members

鈴木康介プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

中国OEM工場との取引時の注意事項

鈴木康介

鈴木康介

テーマ:中国商標

プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。

中国のOEM工場と取引する場合には、日本国内向けの商品でも中国商標を登録したほうが良いです。

なぜでしょうか。

輸入差し止めの可能性があるからです。
(iPadも現在その可能性があります。。。)

普通、OEM工場に中国で商標をとらないように契約すると思います。

しかし、一部の工場では、工場の従業員や、元従業員、経営者の家族など第三者が勝手に商標を中国でとる事件が起きております。

基本的に、工場との契約は工場との間でしか効力がありませんので、仮に関係者が商標を勝手にとった場合、紛争解決に時間とコストがかかります。

それよりは、事前に中国で商標を押さえていた方が、コストや時間を節約できます。

最近は、人件費工場のため、中国で製造する会社がだいぶ減ってきているとは聞いておりますが、他国でも生じる可能性がありますので、初めて海外で加工し、輸入するかたは気をつけて下さい。

中国商標
Facebookで中国知財情報をまとめています。
http://www.facebook.com/Chinatrademark

ご相談・お問い合わせはお気軽に
↓↓↓
http://www.japanipsystem.com/ask/index.html
メール info@japanipsystem.com
03-5979-2168(平日9:00~17:00)

Twitterは、こちらです。
↓↓↓
http://twitter.com/japanipsystem

マイベストプロ東京 中国商標・中国知財に強い弁理士
プロシード国際特許商標事務所の取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/tokyo/suzuki/

お読み頂きありがとうございました。
弁理士 鈴木康介(特定侵害訴訟代理権付記)
Web:http://japanipsystem.com/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木康介
専門家

鈴木康介(弁理士)

プロシード国際特許商標事務所

国際特許事務所での業務を通じて、実践的な知識とネットワークを培ってきました。また、中国人と国際結婚したため、現地の生活習慣などを経験を通じて理解しています。

鈴木康介プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

アイデアやブランドなど知的財産を守り、中国に強い弁理士

鈴木康介プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼