おめでた(子宮腺筋症)…41歳の女性
(写真は、東邦大学薬学部 生薬学「漢方基礎理論と婦人科疾患」講義の様子)
37歳の女性。3年前より赤ちゃんを考えているようですがなかなか恵まれないといいます。病院の検査では夫婦ともに異常がないといいます。奥様の体質は、足の冷え、足のつり、生理痛があり、肩こり、歯ぎしりがあります。また、不安感強く、夜2~3回目が覚めることもあります。
漢方薬の抑肝散(煎じ薬)と芍薬甘草湯(煎じ薬)を調合。飲み始めて1か月後、身体が少しほぐれ、よく眠れるようになったといいます。さらに継続していくと、生理痛、足のつり、肩こりが改善され、歯ぎしりもしなくなりました。そして漢方薬を服用して約1年、ようやく自然妊娠されました。その後は漢方薬を芎帰膠艾湯に変えて無事にご出産されました。