戦国武将に学ぶ健康法・・・豊臣秀吉

谷津吉美

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テーマ:東洋医学の知恵袋

行方不明だった記事が見つかりました。

 とにかくへんな時代になりました。不安や不信を解決する方法の一つに歴史に学ぶことがあります。日本の歴史で最も激しい時代、それは戦国の世でした。その時代を生き抜く事は心と体が健康でなくてはなりません。今回は秀吉の健康法を聴いてください。


 竹中半兵衛・黒田官兵衛を軍師に持つ豊臣秀吉(享年62歳)は、身長140㎝体重45Kgの小太りタイプ。頭の回転がよく、よく気が付く`人たらし`。その性格が出世欲に結びつき奇跡のサクセスストーリーを生む。晩年は育ちの悪さがあだとなり、怒りで孤独を深めたと言われます。私が晩年の豊臣秀吉に漢方薬を出すならば「釣藤散(ちょうとうさん)」でしょうか。サクセスストーリーはその過程が面白い。成功してからの秀吉は何か魅力を感じません。貧しい秀吉は、幼少のころは日光にあたり、川でどじょうを取りよく食べていたそうです。それが幸せホルモンを増やすことにつながっていました。いつも楽しい秀吉の性格はそこに理由があったのでしょう。 晩年裕福になり過ぎた秀吉は、いつのまにか日に当たらなくなり、飽食になってしまった事で、頭に不満が溜まり、イライラするようになり、感情を押さえ切れないことが原因となって、胃癌の道を辿ります。「福には禍が寄り添う」老子はそう言っています。健康は大切ですね。

① どじょう食健康法・・トリプトファン豊富な食事。(幸せホルモンセロトニンを増やす)
  トリプトファンの一日の目標摂取量は体重1㎏あたり2mg。60㎏の人は120mg。
  食品中のトリプトファン含有量(可食部100gあたり)
  白米82mg、玄米94、パスタ140、そば170、鮭250、カツオ310、まぐろ270、豚ロース 
  280、鶏むね肉270、木綿豆腐98、豆乳53mg
② 日光浴健康法・・セロトニン神経にスイッチ(太陽の光が脳幹の膖線核まで届く)
③ 踏み台昇降20分・・・一定のリズムで筋肉の弛緩と緊張を繰り返す運動はセロトニン神経を
             活性化する。
④ 無駄に怒らないコツ・・乱暴な言葉を使わない
⑤ 能のすり足・・・大腰筋(足をあげたり、姿勢を保つ筋肉)強化。高さ10センチの台に片   
          足を浮かせ前後に10回。


お好きな戦国武将は誰ですか?戦国武将に学ぶ健康法をまとめました。

https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/service1/5005472/

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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