熱中症予防

谷津吉美

谷津吉美

テーマ:東洋医学の知恵袋

熱中症予防の水分補給、漢方を飲んでない人にもオススメ
朝一番に飲む、昔ながらの自然療法の飲み物「梅醬番茶」

梅干(天然塩と赤しそで作った昔ながらの梅干)
おろし生姜
醬油
番茶
熱い番茶に、梅干し、生姜、醤油をお好みで入れてください。

 これから夏を迎え、ますます厳しい暑さとなり、体力を奪われるだけでなく熱中症になる可能性もあります。熱中症は、生命に関わる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。日常生活での予防法は、脱水と体温上昇を抑えることが基本です。
 室内の環境は、外気温や湿度によって変わります。温湿度計をこまめにチェックして、エアコンの設定温度を決めましょう。エアコンだけでなく、扇風機やサーキュレーターを併用すると、室内の冷気が対流し、部屋全体が冷やされます。また、窓を開ける場合は、扇風機の風を窓から外に向かって送ると室内の空気が出ていき、その分外から風が入り、空気を循環させることができます。
 人間は、軽い脱水状態の時には、喉の渇きを感じないので、喉が渇く前に水分補給をしておくことが大切です。日常生活における水分補給には、水や麦茶などのノンカフェインの飲み物が飲みやすいと思いますが、汗をかいた時には、塩分補給をしてください。
 麦茶にはナトリウムやカリウム、カルシウムやリン、亜鉛の栄養成分が含まれています。麦茶の原料である大麦は体を冷やす効果があるので、キンキンに冷えた麦茶をガブ飲みせず、こまめに摂取してください。
 今年の夏も暑くなりそうですが、栄養のある食事と十分な睡眠を取り、熱中症に気を付けて、私達と一緒に暑い夏を乗り切りましょう。
参考資料 環境省 熱中症予防情報サイトより

  

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

女性の悩みをやさしく包み込む漢方薬のプロ

谷津吉美プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼