冷えのチェックリスト〜漢方薬で良くなった症例
むくみのチェックリスト
あなたのむくみはどこから?
漢方薬には、「証」というものがあります。証とは、どんな症状があり、その症状ではどういった漢方薬を使うのか決める材料です。人それぞれ違った症状を持っていれば、使う漢方薬も違います。鍵と鍵穴のようにぴったり合うと漢方薬はよく効きます。チェックリストであなたのむくみは何タイプかチェックしてみてください。
それが分かれば使う漢方薬も見えてきます。気になることがありましたら、薬剤師にご相談ください。
・トイレが近い
・夜中にトイレに行く
・体がだるく。疲れやすい
・喉が渇きやすい
・足腰が重い
「足腰虚弱タイプ」年齢とともに足腰が弱くなり、下半身の血流が悪くなっている状態です。よく歩くことや階段を使うことを意識して下半身を鍛えましょう。
・トイレに行く回数が少ない
・のどが渇きやすい
・下痢になりやすい
・汗をよくかく
・頭痛がある
「腎虚弱タイプ」水分補給は一気に大量に取るのではなく、少量を数回に分けて取りましょう。
・夏は滝のように汗が出る
・体が重い
・食欲が旺盛
・倦怠感がある
「水太りタイプ」食べ過ぎと運動不足により水を貯めこんでいる状態です。適度な食事を心がけましょう。
腎虚弱タイプ
五苓散(ゴレイサン)
里芋にそっくりな薬草〜生薬の話「沢瀉」
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5105728/
梅雨の時期に悪化するメマイが漢方薬でよくなった 31歳の女性
フワフワクラクラとしたメマイがあり、疲れる。ふくらはぎやひざに周りがむくむ。下痢はしていない。水を控えると便秘になる。生理不順。
自家製の五苓散をお出ししたところ、3ケ月来ていなかった生理がきて、むくみがよくなった。梅雨の時期はメマイが悪化するが、2袋を重湯に溶いて飲むといい感じ。だるさは八味丸でよくなる。