さといもと生姜
徳川家の家紋の「三つ葉葵」は、二葉葵(フタバアオイ)がモデルです。京都の上賀茂神社が葵使(あおいつかい)を派遣し、駿府城の徳川家康公に二葉葵を献上していました。葵使は徳川慶喜の時代まで続き、平成19年にNPO法人葵プロジェクトにより140年ぶりに復活しました。静岡まつりの葵使の歓迎式、今年はあったのか調べることができませんでした。フタバアオイはウマノスズクサ科の植物で、葉はハート形をしています。
写真は、ウスバサイシンです。根および根茎が生薬「細辛(サイシン)」です。ハート形の葉がかわいいですよね。フタバアオイと同じウマノスズクサ科です。細辛は小青龍湯(しょうせいりゅうとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)などに使われています。
高校生の進路講演の内容 当帰四逆加呉茱萸生姜湯のことを取り上げています
https://www.mutsugoro.co.jp/kampo/2021/12/2561/
印籠は薬入れ~徳川家康公御生誕480年
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5107882/
戦国武将に学ぶ健康法まとめ
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5103309/