えみぃーで「笑いの力」を引き出す
漢方薬は昔からお米と同じく心を込めて炊き上げて、病人に進ぜたものです。むつごろう薬局では、効き目のよい生薬にこだわっていますので、生薬を刻んだものを煎じるのが大変という方には、煎じ薬のように効き目もあって、エキス剤のように手軽にお飲みいただけるレトルトパックをお出しさせていただいています。
レトルトパックは30日分をまとめてお作りして、1回分をパックしています。以前は韓国製の機械で煎じていましたが、今は日本製の機械になりました。日本製の機械では、家で煎じていただくように、沸騰するまでは強火で、沸騰してからは弱火でコトコト煮てお作りすることができます。
煎じている間、お店はその香りでいっぱいになります。お客様がお帰りになった時に、入り口のドアを開けると外にその香りが流れていきます。ちょうどその時、自転車で通ったお子様が「アップルパイのにおいがする〜」と言っていました。煎じていた漢方薬は桂枝加竜骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)です。シナモン入りのアップルパイの香りと言われれば、そのように思えてきました。なるほど、桂皮はシナモンですし、大棗(タイソウ)はリンゴのような風味があります。お子様の感覚に驚きました。
桂枝加竜骨牡蠣湯は神経不安症などに使われます
神経不安症のチェックリスト~ 良くなった症例
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5170125/
↑竜骨と牡蠣の生薬の話のリンクもあります
他のチェックリスト
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/?jid=5013492
印籠は薬入れ~徳川家康公御生誕480年
https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5107882/