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谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

呼吸を助ける1分ヨガ「執着」

谷津吉美

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テーマ:ヨガと東洋医学




「完璧への執着」それは、きっと誰しもが持っている苦しみの原因です。目標とする人がいる、物がある、夢があるということは素晴らしいことです。しかし、それらに執着しすぎて、その目標の人になりたい、夢を現実にするため、100%計画通りに進めなけばというような考え方になっている方はいませんか?何かに執着することで、それは依存となり、中毒となり、心はかき乱され、不安と恐れ、苦しみ、イライラまでも生み出します。何事も、100%完璧でなくてよいのです。100%を目指す必要は、ないのです。100%を目指さない生活をすることで、心に余裕が生まれ、更には、行動の幅が広がり、人生を豊かにすることができるはずです。そう確信しております。
 例えば、髪をセットし、メイクもばっちり、とても高価な服を着て、憧れのハイヒールを履く、100%完璧な自分になれた時、身体と心はリラックスし余裕ができているでしょうか?その後に、家に帰り、窮屈なハイヒールから解放され、髪をほどき、服を脱ぎ捨て、慣れ親しんだ服に身を包んだとき1番リラックスできると思います。
 100%は苦しみを生み、70%は余裕を生みます。ヨガをする時も同じです。身体を無理に動かし、100%を目指そうとすると、身体が強ばり、深い呼吸ができず苦しいだけです。それを70%にすることで、身体に余裕ができ、落ち着いた深い呼吸ができます。そうすることで、身体も心もすっきりしてきます。

英雄のポーズ
 心が余裕になることで、無敵になれる気がしませんか。今回は、無敵な英雄のポーズをしていきましょう。英雄のように人に流されず、悠然と立ち向かう姿をイメージして行います。
①両手を開き、手首の下に足首がくるように足を開きます。
②右足のつま先を右へ向け、左足のつま先は少し内側へいれます。
③右足の膝が90°になるように、腰を落とし、目線は右手の指先へ。
5呼吸ゆっくり終わったら、反対も行います。
最後に腰を落とした時、ひざが足首の真上(膝が90°)になるように曲げ、両足は力強くマットを押します。しかし、ここで100%を目指す必要はありません。腰を落として苦しくないところで、5呼吸繰り返します。英雄のポーズは、身体を左右大きく開くことで、解放的になり、前向きな気持ちになれるポーズです。一緒に行っていきましょう。

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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