コラム
呼吸を助ける1分ヨガ
2021年4月5日 公開 / 2022年3月15日更新
呼吸を助ける1分ヨガ
漢方相談では、呼吸を大切にして、ゆっくり長く吐くことを意識して行ってくださいと、お話しています。それは、ヨガにも共通します。
技術が進歩して、素晴らしいものが生み出され続けている現代では、常に新しい情報が飛び交い、ついて行くのに精一杯になっています。そして、更にSNSにより周りと比較でき、自分がどう見えているのか気になり、男女ともにストレスを抱え、呼吸が浅くなっています。時には周りとの比較も大事ではありますが、まずは毎日の自分の呼吸を比較し、イライラしていても無理矢理、深呼吸してみてください。それだけで少し毒素が排泄されることもあります。
生まれた時から死ぬまで必要とする“呼吸”が、どんなに重要なものか、それは呼吸法を実践した人だけが知ることができます。
呼吸法を行う際に、大切なことは正しい姿勢です。ヨガは、その呼吸を正しく行い、全身に酸素を滞りなく行き渡らせるための手段でもあります。
まずは、正しく座ることから始めていきましょう。姿勢をただし、肩を軽く後ろに引いて胸を開きます。今回は、胸を開きやすくする1分ヨガを行っていきます。肩にトラブルのある方は、無理に行わないようにしましょう。
①椅子に浅く座り、両手を腰の後ろで組みます。肩甲骨を寄せます。
②組んだ手をお尻の方向に下げて、肘を伸ばします。
③身体を前へ倒して、できる方はお腹と太ももをくっつけます。
鼻から息を吸い、肩甲骨を寄せて、こぶしを天井方向へあげます。
鼻から息を吐いて、こぶしを頭の方向へ動かします。
この吸う、吐くを3回繰り返して、戻るときはゆっくり起き上がり、両手をほどきます。
いすに座ったままできるので、ぜひお試しください。終わった後、ゆっくり呼吸をしてみると、初めより胸に空気が入りやすくなっているはずです。
関連するコラム
- 呼吸を助ける1分ヨガ「気をめぐらす」 2021-05-06
- 更年期をただ過ごすのはもったいない 2022-12-20
- 内への意識から、外への意識へ 2022-08-06
- 変わらないものと、変わるもの 2022-05-21
- 笑いの力 2022-12-03
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
谷津吉美プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
谷津吉美のソーシャルメディア