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近くが見にくくないですか

谷津吉美

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テーマ:秘伝のツボ (東洋の知恵)



 
お盆休みに倉敷にある大山名人記念館に行ってきました。最近、将棋がブームになっていますが、私はその少し前から興味を持つようになりました。将棋好きなこともあり、「3月のライオン」というアニメも観ていて、実写化された映画も観に行きました。将棋のことはよく分からなくても、ストーリーで楽しめたのですが、将棋のルールが分かればもっとおもしろくなるのにと思っていました。そんな時に、藤井四段が、駒に動かし方が書かれているスタディ将棋というものをもらったことにより将棋始めたことを知りました。注文してから届くまで時間がかかりましたが、駒を並べるところから少しずつ覚えていくつもりです。「ハチワンダイバー」というドラマで将棋のマスは9×9で81であることは知っていたので、駒は全部で40枚ということはすぐ覚えました。手元の中央に置く大将となる駒には王将と玉将があります。通常は上手が王将、下手が玉将を使うそうですが、もともとは玉将しかなかったようです。
 ツボにも「王」がつくツボはないのですが、「玉」がつくツボはあります。「玉枕(ぎょくちん)」、「玉堂(ぎょくどう)」です。今回は「玉枕」を紹介します。頭のてっぺんから手を背中のほうに滑らせていくと、後頭骨のでっぱりがあります。これを外後頭隆起といいます。その上縁で正中線より親指の幅より少し離れたところに「玉枕」があります。主治は頭痛、眼痛、鼻閉です。清頭目(頭と目をすっきりさせる)の作用があるということで、少し爪で刺激していたら、調べものをして本をすごく離さないと見にくくなっていたのが、近くで見やすくなりました。私にはでっぱりを越えたところの方が効果的だと感じました。メガネがズレるのを防止してくれるメガネバンドというものを使ったことがないのですが、もう少し下のところにバンドがくるのでしょうか。目にいいといわれているアクアマリンの玉を縫い付けて「玉枕」を刺激できたらとてもよさそうです。最近はスマホ老眼になっている方も多いそうです。よかったら刺激してみてください。

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

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