【整体】臨床経験から②
刺激というものは、身体にとって変化をさせることになりますので いろいろなものがあります。
整体でいえば、整体手技ですし、マッサージや針の世界、病院では薬やリハビリ、他には、アルコールやたばこ、環境・・・など 日常ではいろいろな刺激を受けてますし、良いも悪いにも成り得ます。
ここでは、身体を変える刺激について
強い刺激が良いとか弱い刺激が良いとかということではありませんが、強い刺激は身体が慣れてきますので、更なる強い刺激を求める傾向になります。もっと強く・・という感じです。。
また、他のものでも同じですが強い刺激は癖になり常用性に結びつきます。それは、身体の感度を鈍くしてしまうことになりますので、気をつけたいところです。
実際は、弱い刺激の方が、感受性は高まり身体には良いのですが、それは、一概に言えずタイミングや呼吸、その方の状態により適した刺激を入れるというのが、本当です!
ですので、身体が内から変化を起こさないと、外からの刺激だけですと、翌日には元に戻ることが多いです。つまり、刺激というものは キッカケにすぎず受けられた方が 自分の身体でご自分を修復するということです。そのお手伝いをするのですが、先ほども書きましたように闇雲にイタ気持ち良さを求めたり、ショックを入れられてもその場しのぎとなります。
案外、永続的に影響の残る刺激とは こんな程度ですか?というような感じだったり、なんだか気持ち良かったり・・ あっさりしたものだったりします。
人は、とにかく画期的なことや刺激を求めますし、同じことや緩いことは飽きたり慣れたりしますので難しいものです。
ですが、もう少し感性を磨いていきますと 以前と違った身体の感覚や状態に気がついたりします。
さて、ご自分で何かをトライすることも同じくで 例えば、毎日同じストレッチが飽きたり雑になったり、またやる気が無くなったりすることがあります。
多分、やろうという刺激が薄くなり、目的意識が落ちた状態ですね。 いろいろと工夫をして乗り切ることです。(順番を変えたり、コースを変えたり、人を誘ってみたり・・)
刺激は動機にはなりませんが、変化やトライには必要なものです。良い形で継続できれば、素晴らしい変化に結びつきます^^