誰にでも起こりうる不登校~学校に行かない子どもたち
「こんなこと、誰かに相談するほどでもないよね」
「こんな話をしたら、迷惑かな」
「弱い人間だと思われるかな」
そう思って、苦しさを胸の奥にしまい込んでいませんか?
なぜ、一人で抱え込むほど苦しくなるのか
不思議なことに、悩みというのは、ひとりで考えれば考えるほど、出口が見えなくなっていきます。
同じことをぐるぐると考え続けて、夜眠れなくなる。答えの出ない問いを、何度も自分に投げかけてしまう。そして最後には「結局、私が我慢すればいいんだ」と、自分の気持ちにふたをしてしまう。
これは、あなたの考え方が悪いわけではありません。人は、自分のことになると、驚くほど視野が狭くなってしまう生き物なのです。渦中にいる自分では、自分の状況を俯瞰することが、どうしても難しいのです。
先日いらしたクライエントさんが、こんな風におっしゃっていました。
「頭の中で考えているときは、真っ暗なトンネルの中にいるみたいでした。でも、声に出して話してみたら、自分がどこにいて、どっちに進めばいいのか、少しだけ見えた気がします」
これこそが、「話す」ことの持つ、とても大きな力です。
なぜ「話す」だけで、心が軽くなるのか?
頭の中だけで考えていることは、実はとても曖昧なものです。もやもやとした不安や、言葉にならない苦しさが、頭の中をぐるぐると渦巻いているだけの状態。
それを誰かに向かって言葉にしようとすると、私たちは自然と「何が」「どうして」つらいのかを、整理しながら話すことになります。この「言葉にする」という作業そのものが、心を軽くしてくれるのです。
さらに、その言葉を、否定せずにただ受け止めてくれる人がいる。それだけで「ひとりじゃなかったんだ」という安心感が生まれます。この安心感こそが、頑張り続けてきた心をゆっくりとほどいていく、何よりの薬になります。
「カウンセリングって、特別な人が行くところ?」
こう思っている方が、実はとても多くいらっしゃいます。
「病気でもないのに、行っていいのかな」
「もっと深刻な人が優先されるべきじゃないか」
けれど、カウンセリングは、決して「心が壊れてしまった人」が行く場所ではありません。むしろ、真面目に、一生懸命に日々を頑張っている方ほど、心のガス抜きの場所を必要としています。
近年では、OECD(日本などの先進国が加盟している経済協力開発機構)の発表でも、精神の予防のために、積極的な普段からの心のサポートが必用とされています。
車にも、定期的な点検が必要なように。心にも、時々立ち止まって整えるための時間が必要なのです。
ひとりで頑張りすぎなくて、大丈夫
私のカウンセリングルームでは、電話相談を含め、13年間で8,000件を超えるご相談をお受けしてきました。
その中で、私がいつもお伝えしていることがあります。それは「相談する」ということは、決して弱さの証明ではなく、むしろ自分を大切にするための、勇気ある一歩だということです。
「カウンセリングを受けて、こんなに楽になるなんて知らなかった」
これは、初めてカウンセリングを受けられた方から、本当によくいただく言葉です。
もし今、あなたがひとりで抱えている悩みがあるなら、まずはその重荷を、少しだけ話してみませんか?あなたのペースに合わせて、じっくりとお話をしながら、自身と向き合い、解決法を一緒に探すお手伝いをするのがカウンセラーの役割です。
また「自分と同じように悩む人の力になりたい」「人の話を深く聴けるようになりたい」という方には、私がこれまで培ってきた知識と経験を体系的にお伝えする講座もご用意しています。
▼ 人の心に寄り添う力を学びたい方やカウンセリングを受けたい方は「カウンセリングルーム大空」のホームページから、ご連絡ください。
どちらも、あなたが一人で抱え込まなくていいように。その一歩を、いつでも温かくお待ちしております。


