物事の受け取り方(考え方)を変えていくと、違う景色が見えてくる
こんにちは、埼玉県でカウンセリングをしている心理カウンセラーの飯塚和美です。
今回は前回の続き、自己肯定感についてお話しします。
【自己肯定感を上げる方法】
『自分が人より劣っている』というフィルターを外しましょう。
これをするには「事実は何か?」を客観的に見ることです。書き出すことも良い方法です。自己肯定感が低い人の話を聴いていると、できていること、他人から評価されていることもたくさんあります。
自分のしてきたこと、人から褒められたり認められたことを素直に認めましょう。
それでも、信じられない場合は「自分が自分の友達ならどう思うか?」を考えましょう。それを考えると「駄目だとか、できないとは思わない」と自分が客観視できます。その評価が事実に近い自分の評価です。
それから、普段の言葉や心の中で自分にダメ出しや反省ばかりしていると、エネルギーがとられてどんどんやる気が無くなってしまいます。ただでさえ「人に嫌われないように」「もっと頑張らないと」と一生懸命頑張っているのに、それでは疲れてネルギー切れになるのは当然です。
エネルギーは補充しないといけません。自分で自分を認めてあげることが必要なのはそういうことです。
・自分に優しく愛情をかける。
愛情と言うエネルギーを与えてください。
・どんな感情でも愛すべき自分自身です。
完璧な人間なんていません。不完全でも、失敗しても愛すべき自分自身です。
注意しなければいけないのは、人からもらおうとしすぎないことです。自分以外の人はこちらが思うような反応をしてくれないことがあります。人に求めるのではなく、自分で自分に与えることが重要です。
もし、自分を否定しそうになってしまったら「・・・今は自分を駄目だと思っているんだなぁ」とそのままの感情を受け入れてください。決して「またこんな風に考えちゃった」「こう思う自分は駄目だ」などと思わないでください。
「今はこう思えるけれど、そのうち変わるから」とか「自分は駄目だと今は思えるけど、この前〇〇さんはこう言ってくれた」とマイナスの感情を受け入れた後で上書きしてください。
ずーっと何十年もしてきた考え方や行動の癖を治すのは簡単ではないかもしれませんが、繰り返し、繰り返し修正することで考え方や行動の偏りは治っていきます。
あきらめずに生きづらい生き方を修正すれば、今よりずっと楽に生きられます。
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