「他人が主役」自分以外の人が主役の人生を生きる癖をやめましょう

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:生きづらさを感じる時

今日は「他人が主役の人生を生きる癖がある人」のお話をします。

他人が主語になってませんか?

カウンセリングにいらっしやる方の多くは、自分の事より自分以外の人が気になってしまう傾向があります。人にどう思われているのか気になって仕方ないのです。
「主人が」「妻が」「子供が」「親が」
「~だから自分はこうなった」とおっしゃいます。
確かに家族に関しては自分の人生に大きくかかわってくるので「関係ない」とは言えませんが、人のせいで不幸になったと決めつけるのはちょっと違和感を覚えます。自分の人生なのに主役は自分じゃなくなっている方が多いのです。

癖を見直しましょう

いつも「人からどう思われるのか気になっている」という考え癖。
どう思うのかはその人が決める事で、その人の気分や好き嫌いで決まってしまいます。それを気にして頑張るのはとてもパワーのいる事です。その事ばかり考えて行動してしまうと心もすごく疲れます。

いつも自分以外の人に「~してもらいたい」「~だから幸せになれない」と思う癖。
自分が主役にならない人生って無理があります。「人の目が気になる人」同様、自分以外の人に求めてばかりいても人を変える事はとても難しく、ものすごく労力がいり大変です。

人を変えるのは並大抵の苦労ではありません。だって、「自分の人生は、自分のもの」そして「その人の人生もその人のもの」だから自分の思うように動かそうとすればするほど、心が疲れてしまいます。「当たり前だろう」と考える人もいると思いますが、カウンセリングをしていると本当に自覚せずにやっていて、悩んでいる人が多いことに気が付きます。

自分の気持ちを考えましょう

まずは「自分が主役」の考え方に戻しましょう。「人が~したから」「人が~と言ったから」と、人に左右される気持ちの癖をなおしましょう。「自分は何をしたいか」「自分はどう思うか」それを第一に考え、自分ではどうしようもない「人が決める事」を気にするのもやめましょう。

色々な事情、過去の出来事、環境で生き方や考え方を作り上げてきた「自分の人生」、もし生きづらいとか幸せじゃないと感じるのなら、その思い癖を変えるための行動をしてみましょう。

これからの人生は自分で決めましょう

今までの環境は変えられなかったかもしれませんが、これからの人生は自分で選ぶことが出来ます。たとえば、絶えず喧嘩ばかりしていた両親に育てられたから「自分も嫌な事があるとすぐに周りに当たり散らす人生」を選ぶか、だからこそ「人には穏やかに話す人生」を選ぶかは自分自身で決められます。

育った環境のせいで変わる事が難しいのも事実です。でも、わたし自身変わった人を何人も見ています。難しいと諦めてしまったら「何も変わらない人生」です。だったら生きづらいと思う癖をなおそうと行動してみませんか?

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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

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