物事の受け取り方(考え方)を変えていくと、違う景色が見えてくる
早いもので紅葉が始まったと思っていたのもつかの間、はらはらと木々の葉が落ち始め、何故か寂しい気持ちになってしまいます。でも、これは来年また新しい葉をつける準備と思えば、印象は少し違ってくるかもしれません。
今日は失敗やつまずきは本当に駄目なのかについてお話ししたいと思います。
ある人が「この人のせいで自分の人生が変わってしまった」と言いました。まだとっても若い人でした。その人は誰かのせいでうまくいっていた自分の人生をめちゃくちゃにされたと言います。
たしかに、自分の計画していた道からは外れてしまったかもしれません。思い通りにならない事が多いと悔しい気持ちも消えないでしょう。でも、人生が終わってしまったかのように考えるのは、ちょっと違和感を覚えます。だって結果なんてまだまだ分からない、人生はまだ終わったわけじゃないと思うからです。
私の気持ちは、人生は自分が考えて自分自身で切り開いて欲しい、人のせいにしてずっと恨み続けていては前に進めず「もったいない」と思います。これじゃなければいけない正しい道なんてなくて、どんな道を通ってもそれぞれが考えて選んだ道は正しい道だと思います。もちろん、判断ミスで間違う事やたまたまうまくいかないこともあるでしょう。でも、間違えちゃいけないなんて誰が決めたのでしょうか?
大切なのは、そこからどうすればいいか考える事、間違えたら変えればいい、またうまくいかなければ違う方法を試せばいいだけの事です。人生はその連続だと思います。大切なのは自分で考えて自分で選ぶこと。たとえ誰かに助言してもらってそれがうまくいかなかったとしても成功したとしても、それを実行しようと決心したのは自分自身です。それが分かればたとえうまくいかずに失敗したとしても、その失敗の中に学ぶことが必ずあります。
一時的にへこんだり、誰かを恨んだりすることはあるかも知れませんが、少し立ち止まって、冷静に解決策を探して前を向こうと行動を起こしていれば道はきっと開けるはずです。これからの自分の人生を選ぶのは自分自身です。
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