「人は不完全なもの」自分が駄目なわけじゃなくて、「やったことが駄目だった」だけ

2016年12月22日公開 / 2019年3月11日更新

テーマ：考え方を変えてみる

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

こんにちは、今日は「自分は駄目だ」と思い込んでいる方にお話ししたいと思います。
カウンセリングに来るクライアントから聞く話で多いのが「駄目な自分」の話です。何を話しても「いかに自分が駄目なのか」からなかなか離れられません。

でも、私から見ればほとんどの場合、その話の中に「駄目な人」は見つかりません。たまたまその時に「やった行動が良くない結果だっただけ」
よく聴くと「完璧にできなかった」とか、「目標が高すぎた」とか、途中で勝手に「思い込んであきらめちゃった」とか…
自分に厳しい結果「他の人はいいけど自分は許せない」という人が多いのです。

でも、この世の中すべて完璧な人なんていませんよね。
ほとんどの場合、目標を設定するのは「自分自身成長する為」とか、「幸せになるため」、今より「より良く過ごすため」なのではないでしょうか？「自分は駄目だ」というのではなく「今回は目標に届かなかった」「間違えた行動をした」という方が正しいような気がします。

自分自身を駄目だと否定してしまうのは、もったいない。
悲観的に考える癖のある人は、良くない事が起きた時に全部を自分のせいにしがちで、これから先もずっと悪いことが起きると勝手に決めつけることが多い傾向にあります。

過ちを認めることも大切ですが、どうせなら建設的に考えてみる癖をつける方が、この先良い結果につながると思います。自分を責めていると、自尊心ややる気を失ってしまいます。

「人間は不完全なもの」です。それを認めたうえで、経験不足や準備不足など「改善できること」に目を向けましょう。

「駄目なのは自分」ではなく、「経験不足や準備不足だった行動」です。自分を否定するのではなく、これからもっと成長できる自分に期待しても良いのではないでしょうか？出来なかったら、またたチャレンジすればよいのですから…

【おすすめコラム】
物事の受け取り方(考え方）を変えていくと違う景色が見えてくる
 悩み事が多くてどうすればいいか迷ったら、整理すると解決の糸口が見えてきます
 カウンセリングについて知りたいと思う方や迷われている方へ
 「他人が主役」自分以外の人が主役の人生を生きる癖をやめましょう

*自分を癒す講座「セルフカウンセリングウィしてみよう」開催。詳しくは【セミナー・イベント】の欄をご覧ください。

つらい思いや心の悩みを抱えている方、孤独感がある方、思い切ってカウンセリングに来ませんか？
どんな話でも大丈夫です。一人で苦しまないで、一緒に少しでも楽になれる解決策を探しましょう。心を支えるお手伝いをさせてください。

〈　カウンセリングルーム大空　〉
　　　　　川口駅西口3分
営業時間　平日10時～17時　
　休日、時間外カウンセリング可（予約していただければ休日含め時間外もカウンセリングいたします）
携帯　090（8316）6127 (非通知設定は繋がりません）
電話　048（291）9853
http://kiaozora.com/
メール　kioozora@gmail.com