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コラム

パソコン・タブレット、故障の本当の原因とは?その1「消耗」(3回連載)

機器と端末の管理と保守

2015年4月27日 / 2017年9月5日更新

●機械類の故障というものには大きく分けていくつかの原因が考えられます。ひとつは「消耗」二つ目は「自然故障」三つ目が「機種依存性の故障」です。

●今回は3回にわたり故障の本当の原因が何か、どう対処すればよいかを解説したいと思います。まず、第1回は「消耗」です。

機械は使うほど消耗する

●パソコン、タブレットも一種の機械であることは間違いありません。機械は使うほど消耗していきます。一番消耗しやすいのが稼動部です。絶えず動いている部分は摩擦などによって磨り減ったり変形したりして磨耗します。磨耗が進めば当然正常に動作しなくなりますので故障の直接原因になります。

●物理的稼動部分以外にも消耗部分があり、フラッシュメモリなども実は内部素子に使えなくなる部分が発生しますので消耗します。パソコン、タブレットでは以下のものが該当します。
「バッテリー」「HDD」「メモリ」「フラッシュメモリ」「光学ドライブ」「液晶パネル」
「スイッチ類」「(USB等)コネクタ」「液晶パネルヒンジ」「キーボード」「マウス」
「電源ユニット」「メイン基盤」「ファン類」等etc
これだけの部分が消耗するとなるとまるで機械全体が消耗品のようなもの。道理でパソコンやタブレットが最近では消耗品扱いになるわけですね。



●もう1点忘れてならないのが「経年変化」です。
これは消耗と同じような意味にもなります。「買ってからほとんど使っていないのに動かなくなった」という内容の相談が寄せられることがあります。何年も放置して使っていなかった機械が動かないということはパソコンなどに限らず機械類にはよくあることです。心情的には「使っていないからどこも悪くなっていないはずだ」
と思いたい気持ちは分かります。しかし、逆に使っていないもののほうが故障やトラブルを招く原因になることもあるのです。

●まず、バッテリーが不活性化していて正常に動作しないとか、スイッチ類なやコネクタ類など各接点が酸化皮膜などで接触不良状態になっていて正常動作を妨げることがあります。内部パーツに樹脂やゴムなどを使用している光学ドライブも材質が変性して駆動力を伝えることができずトレイが出てこないなどに陥ります。

●もっと詳しく言えば、基盤上の電解コンデンサなども実は放置しているだけで経年変化で機能を失っていきます。CPUやGPU、トランジスタなどの放熱を促すための熱伝導シートやグリスなどの中には経年変化で硬化してしまい機能が喪失し、それが原因でトラブルになっていることもこれまで何度も事例があります。これらはみんなメーカー製PCだったりしますからサポートの現場ではメーカーへの信頼性にはいつも疑問だらけで、優秀な日本のメーカーとは言ってもやっぱり商売抜きではいられないんだな・・・と思うに十分です。

●機械を使用する以上消耗は避けられません。しかし、大事に取っておくというのもよくありません。機械は使ってなんぼの存在。大事に適切に使うことで費用対効果は生まれますので、正しく使うということを日頃から心がけてください。

●次回は、パソコン・タブレット、故障の本当の原因とは?その2「自然故障」

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「パソコンの安定化対策」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/antei.htm

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