PC周辺機器を使わない時はコンセントを抜く?抜かない?電源管理と注意点
コンピュータであるということからは逃れられない

Androidスマホやタブレットでよく話題になるのが「バッテリーの持ち」です。
新品で購入したのにすぐにバッテリーが減る、スリープ中でも消耗が激しいと悩んだり、故障と思って返品交換したものの、また同じ症状だった……という話もネット上ではよく見られます。
しかしこの問題を調べていくと、結局は「パソコンがおそい」という問題と似たような原因が関係していることが少なくありません。
パソコンがおそくなる原因の一つに常駐アプリの問題があります。
常駐アプリとは、パソコンの起動時に自動的に起動するソフトウェアやサービスのことです。一つや二つ程度なら問題ありませんが、数が増えてくるとメモリやCPUのリソースを消費し、肝心のソフトやOSの動作に影響してパソコンが遅くなる原因になります。
スマホやタブレットもコンピュータであることに変わりはありません。
ですからインストールされている数多くのアプリの影響は無視できません。
しかしパソコンとは違い、問題になりやすいのは通知や同期、通信といったモバイル端末特有の機能や設定です。
同期をとるということがスマホ・タブレット運用の前提

スマホやタブレットはネット接続を前提として設計されており、多くの機能やアプリが定期的にサーバと通信し、データの同期や通知の受信を行っています。
多くのアプリは通知機能やクラウド同期、バックアップなどの利便性向上のために通信を行っています。また、サービス改善や広告配信のためのデータ収集を行うものもあります。
最新の情報を維持するため、アプリやサービスは定期的または必要に応じて通信や同期処理を行います。
このような通信や同期処理が多数のアプリで同時に行われると、CPUや通信機能への負荷が増え、動作が重くなったり、バッテリー消耗が早くなったりする原因になります。
なお、使用中のバッテリー消費では画面の明るさが大きく影響しますが、スリープ中の異常な消耗は同期や通信設定が原因になっていることが少なくありません。
特に負担になりやすいアプリやサービスの主なものには、以下のようなものがあります。
○SNS関連のアプリやサービス
○Webストレージや各種クラウドサービスとの同期
○Wi-FiやBluetooth、GPSなどの通信機能や位置情報設定
○天気予報などのネット同期型情報サービス
○システムやアプリの更新が適用されていない状態
改善のための具体的な設定

操作は「設定」内の「バッテリー」や「アプリ」などの項目から確認できます。メーカーや機種によって表示名称は異なりますが、バッテリーの節約設定や各アプリの権限、バックグラウンド動作などを個別に見直すことができます。
アプリやサービス、機能は普段必要がない場合は無効化を検討します。使わないアプリをアンインストールしたり、不要な機能を停止したりすることでバッテリー消費が改善する場合があります。
【設定1】
アプリ設定でバッテリー使用量を確認します。普段あまり利用していないにもかかわらず消費量が多いアプリがある場合は、不要であれば無効化やアンインストールを検討します。
また、必要に応じて「バックグラウンド動作」を制限することで、待機中のバッテリー消費を抑えられる場合があります。
ただし、システムアプリやメーカー独自アプリの中には重要な機能を担うものもありますので注意が必要です。
これらの設定を見直すことで、バッテリーの持ちや動作が改善することがあります。
【設定2】

通信や通知を常時受け取る必要がない時間帯は、省電力モードの利用も有効です。
省電力モードを有効にすると、バックグラウンド通信や同期処理などが抑制され、バッテリー消費の低減が期待できます。
これは実際に私がAndroidスマホで行い、改善を実証済みです。
それでも改善しない場合は、バッテリーの劣化や本体の故障が原因になっている可能性もあります。保証期間内であれば購入店やメーカーへ相談するとよいでしょう。
以下のリチウムイオンバッテリーの寿命を延ばす使い方コラムも参考にして、バッテリー問題に正しく対処しましょう。
「バッテリーの寿命は機器の寿命?プロが警告する「自分で交換」の罠と長持ちさせる5つの対策」
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/4008288/


