目先の売上を追わない。正しい行動!
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、西日本で業務改善のコンサルティングでした。
コロナは、発生していない地域です。
しかし、何時発生しても良いように、
・マスクの着用
・アルコールスプレーの設置
・除菌・殺菌活動の頻度を上げる
ことなど、遣るべき対策を細部まで具体的に指導します。
ただ、多くの企業で、これらの対策グッツが不足していることも事実です。
クライアントの対策は、
・社内で、手作りマスクを作成する仕組み
・給水シートの活用
・アルコールに代わる除菌(殺菌)方法(※1)
などを伝え、即実行するように指示しました。
スーパーマーケットは、営業活動を止めることは出来ません。
ですから、先ずは従業員の健康を最優先に考えて行動することが、最も重要なことになります。
今回のコンサルティングのテーマの一番は、キャッシュフローです。
経営で一番重要なことは、余裕のあるキャッシュフローを確保することです。
クライアントの場合、営業、財務、投資のキャッシュフローの中で、特に、営業活動と財務のキャッシュフローをプラスにすることが重要です。
キャッシュフローの改善を、正しく理解していない経営者も意外に多くいます。
キャッシュフローがプラスで無ければ、黒字でも会社は潰れます。
具体的な改善目標として、
・銀行からの借り入れ
・地代家賃の減額
・残業代の低減
などの手持ち現金の余裕と固定費の削減。
・在庫削減と適正化
・見切り方法の見直し
・新商品の導入(開発)
・値入れの見直し
・売場レイアウトの変更
など、粗利益を拡大することを目的に、課題を大小ピックアップして、ToDoリストを作ります。
そして、
部門別・時間帯別の『売場完成度』を実地確認して、欠品などの課題解決に対して、部門横断の応援体制を構築することを指示し、即時実行することを指示しました。
また、同時に、
店長の仕事の中で、『単純作業』の部分を、部下に振り分けて、リーダーとしての『付加価業務』の時間確保、拡大を行います。
そのことで、今から実行していく業務改善活動の進捗確認とそのフォローを確実に行ってもらい、『リーダーの仕事』を経営者と共に、確実に実行してもらいます。
これらの活動は、人件費事態がすぐに減ることは有りませんが、確実に粗利益を拡大してくれます。
そして何より、欠品などを減らし、顧客満足度を高めることに、確実に繋がります。
そして何より、
縦割りになっていた部門体制を、まとまりのある『チーム』にしてくれます。
このことが、店舗の生産性を大きく拡大することに繋がるのです。
■(※1)アルコールに代わる除菌(殺菌)方法について
弊社では、ANA(全日空)のラウンジなどで使われている、
安定二酸化塩素の除菌(殺菌)剤を、メーカーにご協力を得て、
お安く提供する仕組みをつくっていただきました。
納期については、少しお待ちいただくことも考えられますが、
必要な方は、弊社までお問合せください。
<用途>
①スプレー・タイプ200ppm、(100ml)
携帯可能で、不足する使い捨てマスクなどに使えて経済的
②詰め替え用600ppm()
水道水で簡単に希釈でき、調理器具、会議室の空間除菌、
手指洗浄など、多くの除菌・殺菌に活用可能
※店舗でも販売可能です。