普通の社員を、『稼ぐ社員』に変える方法!

新谷千里

新谷千里

テーマ:スーパーの業務改善

私のクライアントには、短期間で業績を急拡大し、個人的にも大きく成長した人達がいます。

店舗の営業利益を、3倍に拡大させた人。
部門の粗利益を、1.5倍にした人。
店舗の人時売上高を、20%以上アップさせた人。

部下の成長を支えて、マネジメント力を大幅にアップさせた人。
オペレーション全体を改善して、チームの生産性を大幅に高めた人。

などです。


数百万円、数千万円の利益の拡大


スーパーマーケットは、1日当たりの売上が高い業態です。
売上高が低い店舗でも数億円。10億円、20億円、また、それ以上の店舗も数多く有ります。

ですから、1%の粗利益の改善や、経費の削減が出来れば、営業利益の実績数値は、数百万円、数千万円と言うように、大きな伸びとなります。

業務改善を実行したチームの中には、今までに経験したことのない業績を上げた企業も多く有ります。
そのことが彼らの自信となり、更なる改善活動へと向かわせます。
そしてまた、得られた利益を、人材教育や商品開発などに振り向ければ、会社は更に強靭な体力を付けるになることになります。

営業利益拡大イメージ
言うまでもなく、行動した人と、しなかった人の業績の差は、時間の経過とともにとんでもない差となります。


問題に気付いていない、リーダー達


問題の改善方法が分からない。考え方を理解していない。
結果として、強いリーダーシップが取れなくて自信が無い。
経験が浅い(無い)。
部下との関わり方が分からない。コミュニケーションが取れない。
と言った、様々な悩みや不安を多くのリーダーは抱えています。

また、これらの問題を、「問題だと理解していない」場合も少なくありません。

問題であると思ってはいても、解決方法がわからない。どうすることもできない。
「・・・だから、できない」と、他人や環境のせいにして、諦めてしまっている場合も多く有るでしょう。


悲惨な現場


業務改善のコンサルティングを依頼されて訪問した企業の多くは、
過剰在庫による生鮮品などの品質低下。
そのことによる見切り販売や廃棄による商品ロスの発生。
見切り処理にかかる、日々の人時(人件費)ロスの発生。
また、品質低下などによる、支持率と信用の低下。

作業段取りや作業指示の不備による、無駄な人時投入。
作業訓練不足による低い人時売上高と労働劣化。

POSデータ等の効果的活用方法を知らない。
そのことによる過剰在庫と欠品の多発。
レイアウトや棚割や売場づくりの基本知識不足。
そのことによる機会ロスの多発。
そして、人時ロス。

などなど、現場では多くの課題を抱えています。


素直が成長を産む


しかし現在、彼等の多くは、確実に成果を出して、業績を拡大してくれています。

伸びる人の共通点は、先ずは、謙虚で素直なことです。今現在の知識や技術のレベルが低くても問題はありません。

それと、二つ目は、約束を守ることです。
やろうと決めた実行計画に対する行動をちゃんと取ること、そして、約束の期限を守ることです。
改善スピードが遅いことも、それほど問題にはなりません。

行動の結果、うまくいく場合もあれば、時には失敗に終わることもあります。
しかし、その失敗は、次の行動の成功確率を確実に高くしてくれます。
それが経験です。

行動を起こせば、成功しても、失敗しても、何らかの経験をします。
仮に失敗しても、
1.それについて、真因を探る(なぜ・・・)
2.その対策を考える(どうする・・・)
3.改善行動を実施する(とにかく遣ってみる・・・)
ということを行うことによって、人は確実に成長していきます。

逆に、結果を出せない人の殆どが、
「だって・・・」
「でも・・・」
「しかし・・・」
と、やらない理由を付けて、結果的に行動しません。
これでは、一生何も得られることは有りません。変化の厳しい現在においては、完全に負け組になってしまうでしょう。


「教えてもらっていなかった」・・・だけ!


私の経験上、生産性が低い原因は、上げるための方法を教えてもらっていない場合が殆どです。

マーチャンダイジングは、何となく解っていても、オペレーション(作業や仕組みづくり)は、教えてくれるところは少ないと思います。学習した場合でも、表面的なノウハウの習得の場合が少なくありません。
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「なぜなのか・・・」という本質(ノウ・ホワイ)の部分の教育を受けていないために、的外れで、大した効果も出ない方法を続けていることも現場ではよく見かけます。
この場合、改善行動は身を結ばず、メンバーのモチベーションも低下することになります。
「子供じゃないのだから・・・」とお叱りを受けるかもしれませんが、事実です。

会社が成長発展するためには、生産性を向上させて、ある一定以上の利益を上げる必要があります。
そのためには、従業員一人ひとりに正しい考え方を学ばせて、能力向上計画の策定と実行が必須なのです。


部下の成長が、会社の財産


「会社の成長のためには、人材育成が欠かせません」と、よく言われますが、
まさに今、企業は、「人(部下)が利益を生む」と言うことを、今一度真剣に考えるべきです。

営業経費の中で人件費がダントツに高いわけですから、その人件費(投資)に対する生産性(リターン)を高めることが、経営戦略上最重要なことであると考えなければなりません。
人件費は、単なる経費の一部ではないのです。

教育訓練の仕方によっては、その費用対効果は格段に向上します。
事実、業務改善によって実績を出した彼らが、それを教えてくれています。
AS駅前サラダ関連
人が育たないと言い訳をしていられるほど、時間の余裕は残されていません。
部下が育たないのは、育てる側に問題がある場合が殆どです。(私の経験から・・・)

一人ひとりのステップアップ計画を立て、目標設定を行い、少しずつでも確実に取り組んでいくことを強くお勧めします。


★★★★★『スーパーの業務改善』 その他の参考記事★★★★★

■ 参考記事はこちらから、ご覧ください ⇒ スーパーの業務改善


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                   ⇒ 業務改善事例



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有限会社サミットリテイリングセンター

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