超高齢化社会と企業経営
こんにちは、司法書士 佐井惠子です。
合同会社という会社のかたちが日本に誕生して、この5月1日で5年になります。
今日、大阪は枚方の法務局において、合同会社1号となった会社を訪問しました。
会社法が平成18年5月1日に全面改正された際、
株式会社の有限責任性を維持しつつ、
出資の大小で、議決権や利益配当の大小を決定するのではなく、
例えば、お金も知識も技能も、議決権や利益配当に反映させる仕組みを
設計することのできる会社のかたちとして、合同会社が創生されました。
その合同会社に一番乗りするために、条文以外、役に立つ参考文献もないときに、
5月1日朝9時前から、設立登記申請のため法務局に並んだという、思い出の会社さんです。
「何でも一番が値打ち!」という、社長の号令を今でも思い出します。
そして、平成22年9月末現在では、合同会社の数は全国で2万4000社。
せっかくの合同会社です。そのメリットを活かすのはこれから。
今は、ポルシェで高速道路を時速80kmで走っている感じでしょうか。
将来、株式会社にすることもできますが、
私自身も、会社の成長に応じて、合同会社の活用を提案していきたいと思っています。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com