字を上手く書けない方に パイロットボールペン ☆遺言・相続vol.3⑬☆
みなさん、こんにちは。司法書士佐井惠子です。
大阪市内を南北に通す道のひとつ、堺筋通りと道修町との交わる角に
旧小西邸という、100年来の黒壁の大商家があります。
今日、久しぶりに前を通りましたら、白い壁で囲まれて・・・
回収工事をするのでしょうか。
写真は、その壁に貼っていたポスターです。
阪神大震災のとき、自宅の水道やガスが通じなくなって、
45日間程、道修町より一本南の平野町の民家をお借りして暮らしていました。
あの頃は、鬱々としながら、寒い中、毎日この建物の前を事務所まで通っていました。
成年後見制度は、この大震災の後にできた制度です。
東京のシンポジウムに、まだ気分は薄曇りの頃に参加したのを思い出します。
あのとき、一人暮らしのお年寄りはどう過ごしておられたのでしょうか。
今、同じような事態が起きたとき、私はどう支えようか、今、どう備えようか、
ここのところ、そんなことが気になってなりません。
司法書士佐井惠子