50代になったら考えるリフォーム

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:全面改装リフォーム

私事ながら、来月で50歳になります。
50歳になると色々と考えることがありますね。
仕事の事、子供たちの事、家のことなど・・・なにせ人生のほぼ2/3を過ぎたことになりますからね。
そんな中、家の事もいろいろと考えなければならない事柄のひとつですね。
子供たちが独立し、家を出ていくとこれからは夫婦二人で暮らしていく生活が待っています。
夫婦だけの暮らしになった場合のリフォームは、今後の二人の暮らしを想定してプランニングすることが大切です。
そしてやはり大きなターニングポイントとなるのは定年かもしえません。
例えば妻が家にいて夫が働いている場合、定年まではリビングルームなどを妻がある程度自由に使えます。しかし定年後には共有しなければならなくなってきます。そうするとお互いが個でいられる場所が必要になるでしょう。
これは共働きの場合でも同じで、いつかは家で長い時間を二人で過ごすようになります。
リビングルームはともにすごし、子供や孫など人が訪れる時のことも考えて、ある程度の広さを確保しておくことです。
余裕があれば、夫婦それぞれのコーナーのようなものもあると良いでしょう。



お互いの距離をとっていても、見守られている安心感があれば快適に過ごせます。
キッチンはオープンスタイルにするのがお勧めです。二人のコミュニケーションがとりやすく、来客の際も、みんなでワイワイ料理をしたり、片づけたり、パーティーのように楽しめます。自分たちだけでなく、誰にとっても魅力のある空間であれば、訪れる人が多くなり、老後の寂しさをまぎらわせてくれます。



また、これまで共有していた寝室を別寝室に検討してみてはいかがでしょうか?夫婦でも眠る時間は案外異なるものです。
別寝室なら、好きな時間帯に眠ることはもちろん、おきて読者をしたり好きな音楽を聴いたりと、相手に気を使わず自由な時間を持つことができます。
完全に壁で仕切ることで気配がわからなくなり、不安になる場合は、引戸や折れ戸で間仕切り、いつでも開けられるようにしておくと安心です。

50代からの住まいは「共有」と「独立」、2つのスペースが夫婦円満の秘訣です。


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舘慶仁
専門家

舘慶仁(リフォームアドバイザー)

リフォームワーク

長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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