地震が起きたら大阪平野に安全な場所はない。
何気ない地震でしたが・・・
昨日午後五時過ぎに地震がありました。私の事務所は鉄骨造の4階にあり、トラックが走っても揺れますが、昨日の揺れは地震特有の揺れでした。
前触れなしに突然グラッと来ましたので、注目してTV報道を見ていましたが、殆ど取り上げていませんでした。
ネットで調べると地震速報に和歌山県南部の地震とありました。
内陸で発生した地震でしたので津波の心配はありません。しかし、震源が50kmと深いので、南海地震の前兆の可能性もあり、もう少し調べてみる事にしました。
地域別地震の発生回数
上のグラフは、和歌山周辺と大阪で発生した、地震の回数を表しています。
殆どの場所で、2018年が発生回数が最も多い事を示していました。過去に数年ほどしか遡れませんでしたので、直ちに近いうちに南海地震が来るとは、このデータからではまだ言えませんが、増えているのは気になるところです。
ここで注目したいのは大阪北部です。大阪北部は今年65回発生していますが、6月の大阪北部地震が発生するまでは、一度も起こっていません。と云う事は直下型の地震は本当に前触れなく起こると云う事です。発生回数が少ないからと云って、ここは地震の少ない土地だと云って安心する事は出来ないと云う事です。
南海地震の様なプレート移動型の地震は発生周期も比較的分かっていますし、対策の取りようもありますが、直下型地震は突然襲います。阪神大震災の例もある様に、一旦発生してしまうと都市に破壊的なダメージを与えます。その事を考えれば、いつ発生するか分からないと云う恐怖に加え、破壊的な地震になる事を考えれば、普段からの地震対策が重要になって来る事が分かります。