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コラム
終活フェスタ
2016年6月22日
本日終活フェスタと云うイベントに参加しました。
人生の終い方を色々提案するイベントですので、少々場違いかなとも思いましたが実はそうでもありません。
今の家は代が変われば、解体されて建て替えされる運命にあります。それではかつて住んでいた人の記憶もそのまま葬り去る事になります。
しかし、自分が生きた証しを家に盛り込む事が出来れば、後の人が個人をいつまでも偲ぶことが出来る様になります。
京都の嵐山にある落柿舎は今から250年前の民家ですが、そこで暮らした俳人向井去来を今でも偲ぶことが出来ます。
死んだらあとは勝手にしてくれもいいかも知れませんが、生きた証しを後世に伝えるのも良いものです。
木造の住宅は無価値と評価されても、構造部分の7割はまだ使用に耐え得るのです。3割に手を加える事により無価値な不動産を生きた資産として甦らせる事ができます。
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