古代地図と軟弱地盤
免震住宅は地震が発生すると家が動きます。実際は動いているのは家ではなく、地面が揺れているのですが、地面に立っている人から見ると家が揺れている様に見えます。
本来地面と家はつながっていますが、免震住宅は切り離す事で地震に対処しています。しかし、簡単に地面と切り離すと言っても、実際は色々な不都合が生じます。
例えば、玄関ポーチは建物よりも外に出張っていますが、普通の造り方では、家が地震で動くとポーチと衝突してしまいます。同様にテラスも家と衝突してしまいます。
電気配線も電柱から家へつながるケーブルがぴんと張った状態なら、家が動くとちぎれてしまいます。給水パイプも堅いHIVP菅で繋ぐと、家が動けば引きちぎられて、水が噴出してしまうでしょう。排水管も同様です。
これらの問題を逐一解決しながら、免震住宅は出来上がっています。