古代地図と軟弱地盤
所要で東京へ行った際、知り合いが免震住宅のTV取材を受けると云うので立ち会ってきました。
東京は4年以内に70%の確率で、直下型地震が襲うと東大地震研究所が発表して以来、免震住宅に関心が集まっています。
現場は免震装置と鋼製架台が組み上がっていました。この上に木造の三階建ての住宅が建ちます。
丁度この時、建築主さんも来られていて、お話しを伺ったのですが、「地震が怖くてインターネットで色々情報をかき集めた結果、免震住宅に辿り着いた」との事でした。
免震住宅は、地震が来ればコロコロと転んで、地震の力を減衰させる構造になっています。
震度7の地震が来ても、地震の力を1/10~1/16に押さえ込みます。
耐震構造や制震構造は免震構造に比べ安価ですが、震度7の地震力をそのまま震度7で建物に伝えてしまいます。
地震が来てから復旧工事にお金を掛けるなら、免震装置にお金を掛ける方が前向きです。
【免震住宅住み心地見学会のお知らせ】
http://mbp-japan.com/osaka/oado/seminar/848/