大阪市が密集市街地の戸建て住宅の建て替えに助成金を出しています。
2月9日の予算委員会で、地震の発生確率が議題として上がっていました。
趣旨は、1000年に一度の地震が発生したのだから、もう1000年は来ないだろうと
思うのは大変危険であると、ボードで示して政府の対応を問うものでした。
貞観地震・宝永地震・安政地震と過去の大震災と前後して、同規模の地震が
時を置かずして発生したり、富士山が噴火したことを示しています。
政府も同じ考えで、地震が発生してから対処するのではなく、地震が発生する前に
方策を講じる方がはるかに経済的であると云う事で、与野党の意見が一致していました。
と云う事は、今年度予算から、地震対策費が例年以上に上積みされる可能性が出てきました。
例年ですと、助成金・補助金の公示が6月前後にあります。
先着順で交付されていきますので、今から準備を始めて、6月前後を目途に工事着手出来る様に
するのが、助成金を確実にもらえる理想のパターンとなります。
長期優良住宅等の補助金は昨年度までは100~120万円でしたが、今年度はそれに加え、
耐震関係で補助の割増があるかも知れません。
既存住宅の耐震改修についても、行政により金額は異なりますが70万円~100万円の
助成金が出ていましたが、これも上積みされる可能性があります。
今後の国交省のホームページに注目です。