インナーガレージのあるコートハウス
8月20日・21日と構造見学会を開催します。
場所:奈良県葛城市疋田南阪奈自動車道「葛城」出口より5分 近鉄南大阪腺「尺土」駅徒歩南へ10分
日時:平成23年8月20・21日(土・日)PM1:00~PM5:00
構造:在来木造二階建て・基礎断熱・外壁通気工法
予約:予約頂ければ一級建築士が建物をご案内致します。
連絡先 06-6714-6693 岡田一級建築士事務所 福味(フクミ)まで
oado@kcn.ne.jp
見どころ:地震に対する備え。
これから建てる家は、間違いなく巨大地震に遭遇します。現行の建築基準法を満たすだけでは、充分ではありません。建築基準法は生命を守り得る最低限の備えでしかありません。命は助かっても家が損害を受ければ、仮設住宅と二重ローンに苦しむ事になるのは、阪神大震災や東日本大震災の例を挙げるまでもなく明らかです。
今回の物件は、特別な工法を採用しなくても、建築基準法の1.5倍の強度を持ち耐震等級3を取得しています。構造にお金を掛けなくても地震に充分耐え得る家の造り方を、実物をもってご紹介致します。
この建物は建築基準法では、問われていない構造に関する数種類の検証を行っています。
① 準耐力壁を検証。
建物の耐力をより細かく算定する事により、正確な建物の耐力を算定しています。
② 水平構面の検証。
地震が発生した際に建物が菱形に変形しない様に、床構造面の倍率を検証し地震力が無理なく伝わる様にしています。
③ 耐力壁腺の検証。
筋交い等耐力壁の間隔が空き過ぎて、地震時に歪に変形しない様に一定間隔内を守っています。
④ 部材強度の算定。
基礎及び梁の耐力を割高になるスパン表を用いずに構造計算により検証し、安価で丈夫な構造にしています。
⑤ 構造金物の選定。
割高な告示による構造金物の選定を行わず、N値計算を用いて構造金物の選定を行っています。