養老院「三太」
団塊の世代に住宅問題が広がっています。
今60歳前後の方は、高度成長の波に後押しされて、昭和40年代後半から50年初めに掛けて住宅を購入されました。
新築で購入された家が築年数30年に迫り、そろそろ耐用年数に迫っています。
今の60歳と云えばまだまだ若く余命も20年は残っています。自分の寿命よりも家の寿命が尽きようとしています。
退職金も入り、日々の生活には不自由は無いのですが、この家で一生過ごすには心もとない、
だからと云って退職金を家に注ぎ込んでは老後の備えが心もとない、と云う相談が多く舞い込みます。
次回より高齢者の為の家造りを少し書いてみます。